犬生の気高さよ

君を忘れない

愛する少年へ

 

2020年秋、わたしは“人生”に出会ってしまった。

 

「사랑하는소년」、日本タイトルは「恋スル少年」

2016年から2018年にかけて、レジンコミックスで連載されていた韓国のweb漫画だ。

信頼するフォロワーさんの1人が狂ったように「사랑하는소년読みたい…」と呟いていたのは知っていた。不思議なことに、彼女はもうすでに読んでいるのに、「読みたい」と毎日のように言うのだ。

それだけ人を狂わせるとは、どれほどのものなのか気になってはいた。

そして先日やっと、この作品を読むに至ったのだ。

その結果、初めて読んだ日から1週間が経ってもずっと脳はあの漫画に占拠されており、こうして1日に何時間も費やし、数日をかけて45,000字を越える感想文(レビューではない)を書き上げてしまう程、まんまとわたしの頭も狂わされることになったとお伝えしたい。

毎日読んでいるのにふとした時に「あぁ、読みたい」と思うし、「사소 の話がしたい」と禁断症状のように思うのだ。ここまでくるとちょっと怖い。

 

日本版レジンコミックスリンク

https://www.lezhin.com/ja/comic/_lover_boy

 

韓国版レジンコミックスリンク

https://www.lezhin.com/ko/comic/lover_boy

 

出来る限りオリジナルの韓国語版を読むことを強くお勧めする。日本語訳の口調ではキャラの捉え方も少し変わってきてしまう懸念があるからだ。

しかし、だからといって本作の良さが損なわれるわけではない。

 

この作品を読むという選択は、私の人生でも10本の指に入る正しい選択だったと思う。大げさかと思うかもしれないが、それほどまでに素晴らしい作品であることが伝われば幸いだ。ちなみに他の“人生の正しい選択”はあまり覚えていない。わたしの人生はその程度だ。

 

ある人にとっては無数に存在するweb漫画の中のひとつかもしれない。でもわたしにとってはこれは「人生の漫画」である。

だから人々がこの作品を知らずに生きていることがあまりに惜しく、これほどまでに必死に宣伝している。皆がこれを知らずに死んでいくのは人生が勿体無さすぎる。なのでこれからも出来る限り多くの人に愛されてほしいと思う。

 

惜しむらくはBLであるが故に敬遠されることもあること、R18なので読める人が限られてしまうこと、日本語版では韓国語版の纏う作品の雰囲気すべてが伝わらないことである。

しかしそれらは「사랑하는소년」を語る上で大きな問題ではない。

 

読了した新鮮な感情をひとつも忘れたくなくて、こうして筆…キーボードを取る。

これは「人生の漫画」に出会った人間の備忘録である。

 

おすすめBGM:EXO Good Night

https://youtu.be/XuYvznrp8cQ

 

f:id:yuzukosyo_umasu:20201102022057j:image

 

 

 

ここで語る上での人物の名前は韓国版なので、参考に記載しておく。

 

유 재하 (ユ・ジェハ) → 佐伯豊(ゆーくん)

정 은호 (チョン・ウノ) → 榎谷悠斗(はると)

백 한준 (ペク・ハンジュン) →白石準一

심 혜선 (シム・ヘソン) → 深江 日向

임 수경 (イム・スギョン) →水華

정 은하 (チョン・ウナ) →榎谷悠佳

윤 서림 (ユン・ソリム) →森本千裕

우 상현 (ウ・サンヒョン) →宇野俊介

 

*読んでない人に内容を説明するように親切には書いてませんが、読めば大体の内容は分かってしまう程度にはネタバレまみれなので、避けたい人は注意してください。

 

 

00.プロローグ

 

「お兄ちゃん!ウノと結婚する…?」

上目に見つめながらもじもじとそう言う小さな男の子のカットから始まる。

幼稚園生とそのお迎えに来た小学生、すでに始まっている2人の関係。

1コマ目から確信した。もう間違いない、間違いないのだ。

幼少期から始まる兄と弟のように育った2人の物語というのは、その時点で間違いなく良い作品であると確信している。(ただの性癖とも言う)

ちなみに、このときは형じゃなく「형아」なのめちゃくちゃ可愛いよね…

 

場面はそこからすぐに結婚披露宴らしきシーンに転換する。

で、出~~~~!!!!小さいときから何も関係が進展しないままお兄ちゃんが先に結婚しちゃうやつ~~~!!!!!

新郎姿のジェハがめちゃくちゃかっこいいんだよな…そして現れるウノ。

最初読んだとき、このカットのウノは頬が赤くなってるんだと思ってた。でも違ったんだよな。何日も泣き腫らした目で、真っ直ぐにジェハを見つめてたんだよ。

この時のウノの心情は物語の最後の方に明かされるんだけど、それを知った上でまたこのプロローグを読むとこっちの心臓がつぶれそうになる。

まだ学生のウノと、すでに結婚式を挙げる年齢になっているジェハ。その残酷なまでの年齢差。

 

真っ白のコマに「結婚おめでとうございます」の吹き出し

そして「사랑하는소년」のタイトルロゴ。

 

いやこれはもう映画ですよ映画。わたしが監督でもこういう効果にする。

泣き腫らした顔で微笑むことはできなくても、真っ直ぐに向き合うウノ

少し驚いた表情のジェハ

真っ暗に反転した画面に「結婚おめでとうございます」というウノの声だけが響く

そして「사랑하는소년」のタイトルロゴ

 

ほら、見える、見えるぞ…映画館に座ってる自分の姿まで見えるぞ。

この漫画は、プロローグの時点で映画のように美しい情緒を感じさせるんですよ。

 

 

01.Love Again

 

 

ジェハが結婚してから2年越しに再会した二人。そこでジェハが離婚したことを聞かされるウノ。その時のウノの表情がさ…もうその表情ひとつでこの2年間ウノがどんな気持ちで過ごしてきたかが手に取るようにわかって辛い。辛すぎる。

ていうか1コマで読者にすべてを悟らせる作者先生が上手すぎる。제크님は天才…

この後飲みに行って潰れたジェハをウノが家まで連れ帰るんだけど、幼児のころから大学生の今になるまでずっとずっと大好きで、でも叶うことなく相手は結婚してしまい、2年後再開したら離婚したと聞かされたその日、酔いつぶれたジェハの“酒癖”を目の当たりにしたウノはどんな気持ちで一晩過ごしたのか…

この漫画を読むとおそらく大体の人が序盤はウノの気持ちになって読むことになると思うんだけど、感情移入すればするほど本気で辛くなるので注意が必要。

 

てかさ、結婚して2年経って離婚してもなおジェハがウノに昔告白されたこと意識しまくっとるがな!!!!意識しすぎて「もう二度と会いたくない」とか言うてる時点でもう1話で両想いやん。ハッピーエンド確定です。おつかれした~。

とはならない。全然ならないのだ。答えはわかっているのにそこに到達するまでの計算式が複雑すぎてこじれまくるのだ。だがそれがいい!!みんなそういうの大好き。

 

ウノがジェハに告白した昔の回想に入る。

当時ジェハ24歳、ウノ16歳。

「ところで、ヒョン。僕…本当に、ヒョンが好きみたいです」

「好きです」

「好きです、ヒョン」

ここのさぁ~~~~~~~~ウノの表情さぁ……かわいい…幼稚園児から高校生になっても新鮮にジェハのことが好きなんだってすごく伝わってくる…

かわいい…ウノかわいいよ…おれたちのウノ…になるわけですよ読者は。

ウノが健気すぎて可愛くて可愛くてもう読者は完全に「おれたちのウノ」だと思ってんの。

そこに「聞かなかったことにしてやるから」なんて言っちゃう24歳のジェハ。

いやわかる。そう言うしかないのも分かる。ここも後でジェハの心情が語られるんだけど、2話目の読者はそんなん知らないじゃないですか。

やめろ…やめてくれ…弟の精一杯の告白をなかったことにしないでくれ…

「僕いま完全にシラフなんですよ!?冗談じゃないです」

「…僕が男だからですか?」

「僕が男だってことは、ヒョンにとってなんの問題もないじゃないですか」

え、え~~~~~~!!!!!そうなの~~~~~~~!?!?!!?!

いやこれの前のシーンでハンジュンが出てくるからジェハがゲイ寄りのバイなのは読者は知ってるけど、ウノも知ってたのね……え、つら…

 

「なんで僕はだめなんですか?」

「僕が」

「僕の方がもっと好きなのに…」

「僕がずっと先に好きだったのに…」

「僕が幼いから、ヒョンのことを好きになるのもだめなんですか?」

 

 

あーーーーーーー!!!!!辛い。ウノ、泣くな。泣くなーーーーー!!!!

もうこれ打ちながら涙目になってる。しんど…

ウノがどれだけこの年の差を憎く思っているかものすごくよく伝わってきて本当につらい。あとウノの泣き顔かわいい。

 

んでそのウノ泣き顔のすぐ次にはハンジュンに抱かれてるジェハのコマですからね。

いや抱かれとんなよ!!!!!って大声出るわ。

残酷すぎる。作者先生、鬼か…?

ここがわたしの「ハンジュン、殺す」の気持ちの芽生えになる。

この抱かれてる最中に電話がかかってくるけど行為に夢中で気づかれないの、ベタだけど傷つくよね…読者が。

 

アトリエでジェハがつけたままの結婚指輪を指摘するときも、ハンジュンのことを「あぁ、思い出した。ヒョンが前につきあってた人でしょ?」ってわざと言った時も、何でも無いことのように言いながら、ウノはどれだけの思いでいたんだろうか。

大嫌いな煙草もジェハが吸ってるから吸う。「なんでこんなの吸うんだろ」なんて言いながら…カー……健気すぎて涙止まらんて

 

中学生の頃にジェハとハンジュンの関係を知った時のことを話すウノ。

「…僕、誰にも言ったことないですよ」

「知ってるよ。そんな奴じゃないだろ」

そう!!!!!ウノはそんな子じゃないです!(あんたウノのなんなのよ)

 

肩が当たるだけでもどきどきして、帰ってからもその記憶だけでひとりでしちゃうウノ。虚しくなっちゃうウノ。

今頃ヒョンは何してるんだろ…と思うウノ。

 

一方そのころジェハは…

いや抱かれとんなよ!!!!!(2回目)

 

ほんまにつらいです。いやそうだろうとは思ったけど!!!!

またハンジュンへの仏の顔が1機消えた…これであと1機しか残ってませんからね。

しかもアトリエでやっちゃうし、ハンジュンがまた優しく抱くのが余計辛い。エプロンに興奮してんじゃねー!!!ぶっ殺すぞ!!!!(落ち着いて)

 

 シーンは飛んで7話、アトリエのみんなで飲み会中。

「ジェハさんはいいな。こんなに可愛くて気さくな弟が居て」

「そうですよ。最近はウノみたいな子はあまりいません」

いやめっちゃ鼻高々やなジェハヒョン…わかる…

こういうところからも、ジェハはウノのこと本当に大切に思ってたんだなぁ…ってしみじみ思う。このときはまだ弟としてだけど。

 

ジェハが煙草吸いに外に出るとすかさず着いていくウノ。そうだね、ヒョンと同じように吸えばその時間だけでも一緒にすごせるもんね…;;

咳をするジェハに「そんな薄着じゃ咳するでしょ。暖かくしてください」って優しく言いながらジェハのシャツのボタンを留めようとするウノの探るような上目な!!!

効果はてきめんだ!!ジェハは帰りの車で赤面している!!!!やったーー!!!

 

結局風邪ひいて熱出しちゃうジェハ。当然のようにさらっと「薬買ってくるから動かずに休んでて」って言うウノの背中に「優しすぎるのも良くないぞ、お前」と投げるジェハ。

え?これはもう好きでは?両想いでは?好きだろ!?好きって言え!!!!!!!!

結局ウノはずっと寝かせておいてくれるしアトリエの片付けまで終わらせてくれるし、薬には「病院!!!絶対行ってください!!!」って付箋貼ってるし…愛だな…

帰ろうとしたジェハが外に降りていくと、ウノがスギョンに告白されているところに遭遇してしまう。

いいね~このベタな展開。最高。

「ごめん、ヌナ。好きな人がいるんだ。それに今は他のことに気を遣う余裕がなくて。ごめんね、ヌナ」

う~ん断り方もウノらしい。しかも好きな人がいる←ジェハ 他のことに気を遣う余裕がない←ジェハ なのよ!!!!理由は全部ジェハなのよ!!!!!知ってた。

咳のせいでそこにいることがばれちゃうジェハ。

「ヒョン、僕…」ってウノが言いかけるのに車で迎えにきたハンジュンが「待ちくたびれた」って割り込んできてマジでキレた。

この子がまだ喋っとるでしょうが!!!!!!!!!!!!!!って北の国からのあのシーンになった(古い…)

てかジェハもハンジュンに迎えに来てもらっとんなよ!!!!!!(八つ当たり)

しかも「スギョンさんの告白、もう一回考えてみろ。スギョンさんおまえとよく似合うよ。可愛いし、優しいだろ」とか言っちゃう!!!!!!

もうキレたよねおれは。せめてなんも言うんじゃねーーーーーーーーーー!!!!!

でもさ、このときのジェハは、ウノには自分と同じ思いをして欲しくなかったからそう言ったんだろうな。変わらずに自分のことを好きでいることがわかったから、同性を好きになることで、自分のせいでウノが世間に傷つけられるのが嫌で、スギョンなら良い子なこともよく知ってるし、自分に執着せず違う道を、“世間の真っ当な道を”、一度考えてほしかったんだろうな。

ブッブーーーー!!!!!不正解です!!!!!!!!その思いやりがまたウノを深く傷つけてしまいました!!!!!!しかもそう言い残して他の男の車に乗って帰るしな!!!!!!マジで!!!!!!

 

しかも家帰ってすぐハンジュンに「しよう。したい」とか言うし。

ハンジュンもまともだから断るのがまた読者としては辛いのよ。せめて嫌な奴であれよ…

まぁ結局ジェハに押されてハンジュンもその気になっちゃうんだけどな!!今日のことを考えたくないからって男に抱かれようとすな!!そんなんだからちるちる(BLレビューサイト)に淫乱受けとかいうタグ付けられちゃうんだよ!!!

ていうか普通に風邪引いてる時はセックスしないで寝なよ…(マジレス)

「さっきの子がチョン・ウノか?本当にもうお前に感心ないのか?俺が見たところはそうじゃなかったけど」

「余計なこと言うな。あいつはそんな子じゃない」

そう返すジェハの必死な顔よ。ハンジュンどんな気分?ねぇどんな気分?(やめな)

 

こんな風にいままでもハンジュンに頼ってきたんだろうな。悪い言い方をすれば利用してきた。まぁハンジュンも承知の上だからいいんだけど。

 

結局体調悪くして「今日はアトリエ休みます」案内メールするジェハ。

おい社会人!ちゃんとしろ!体調悪いのにセックスするからそうなるんだよ!このあたりの話の感想はジェハに厳しくなっちゃう。

そのメール見て心配してウノがジェハに電話すると知らん男が出た。ハンジュンだよ。おいお前への仏の顔はもう残機ねぇぞ。

てか作者先生、ショックな時の表情描くの上手くない?いちいちこっちが傷つくんだけど。

しかもハンジュンがウノからの着信履歴消しよるしな!!!!!!!!!!おめーーーーーハンジュンちょっとこっち来いやクソ!!!!!!!

「このぐらいの意地悪はしてもいいだろ?」ってよかねーよ。何言ってんだ。

 

そのあとのウノの

「いっそ 何も知らなければ今より少しはましだったのに」でまた心が死んだ。何回殺されるんだよ読者は。

 

その後起きてきたジェハがそういえば…ってウノが買ってきてくれた薬に貼ってる付箋見て微笑んで「月曜日授業終わったらおいしいものでも奢ってやるか…」って言うの、完全に好きムーブやん!!!!はよ好きって言え!!!!!

 

月曜日にアトリエに来たウノ見て「なんか元気なさそうだな…」って思うジェハ。いやあんたや!!!!理由は!!!!あんたなの!!!!

「終わったら何かある?なにも無いならヒョンがご飯奢ってやる」

「本当ですか!?」ってウノが喜んだ瞬間表情が凍るのがつらい。首元にキスマークが見えとんねや。あんた昨日風邪引いて休んどいてなにしとんねや。ほんまに。

「そうやってボタン開けてるとまた風邪引きますよ」って言いながら首とんとんして遠回しにキスマークを教えてくれるウノ。

はぁ~~~~つれ~~~~~~ウノが耐えてもこっちが耐えれん。つらい。

結局「課題があるから今日はだめそうです」って断っちゃうウノ。そりゃそうだ。お互いどんな顔していいかわかんねーよ。てかハンジュンキスマーク付けとんなよ。(飛び火する怒り)

 

 

02.The Point of No Return

 

 

 

しかもまたアトリエ来てるハンジュン。

「約束あるんじゃなかった?」

「振られた」

「ユ・ジェハが振られることもあるの?それなら…今日は俺とデートしよう」

うっせーーーーーーーーー!!!!やめろやめろ!!!!アトリエでキスすんな!!!!!と思ったらウノ戻ってきたじゃん!!!!!ほらーーーー!!!こうなるって言ったじゃん!!!!!絶対こうなるんだって!!!!!

「やっぱり今日が良さそうなので…」ってやっぱジェハとご飯行きたい!ってなったウノの気持ちどうしてくれるん?

このタイミングでハンジュンがいたら「自分がダメならハンジュン誘うのか」ってなるじゃんタイミングが最悪じゃん何重にも最悪じゃん…もうしのうかな…

 

「初めてばれたわけじゃないのに…なんか…」

「落ち着かない。何が…?」

ウノのことが頭から離れないジェハ。それはね、ウノのことが好きだからだよ。早く好きって言え!!!!!!!

 

そんなことがあった次の日でもアトリエの授業が終われば片付けを手伝ってくれるウノ。

「昨日のことは気にしないでください。言ったじゃないですか、初めて見たわけじゃないって。何回も見ました、その地下駐車場で会ってるの」

「それはそうとヒョン。ここで男とするなら、その指輪はちょっと外した方がいいんじゃないんですかね。ヘソンヌナが知ったらどれだけ気分悪いですかね」

これ最初読んでるときはおお、言ったなウノ…って思っただけだったけど、ジェハの過去を知ったあと読むときっついな。この台詞はウノもめちゃくちゃ後悔しただろうな。。

「俺はお前に怒りたくない、ウノ」

「いっそ怒ってみてくださいよ、ヒョン」

「お前…!なんなんだよ。なんでそんなに人の神経を逆なでしようとするんだ。お前が俺のことをどう考えようが構わない。でも…そんなに俺が嫌いなら一体なんでやたらと目の前をうろつくんだよ…!」

 

あーーーーーーーーすれ違うなすれ違うな!!!!すれ違い禁止!!!!

 

「ほんとに分からないんですか?」

「どうして興味も無い絵を描きに毎日のように出席するのか…本当に分からなくて聞いてるのかって言ってるんですよ」

「わかりませんか?」

「じゃあ教えてあげます」

 

からのキス!!!!そうそれでええんやウノ!!!!いったれいったれ!!!!!!

 

「もう確実にわかりましたよね?」

「驚いたふりしないでください。僕がアトリエに来るって言った時からヒョンは」

「全部知ってたくせに」

「それに、そんな僕が嫌なら、最初から受け入れてもらえなかったはずでしょ?」

「ほらね、ヒョンは昔も今もそのままですよ」

 

カァーーーーーー…全部分かってんねんな弟攻めってこうやねん全部わかってんねん…ヒョンのことしか見てきてないから全部分かってんのよ…

でも肝心なことは知らんのよ…つらい……

 

結局その日以降アトリエに行かなくなったウノ。

“ヒョンと偶然に会ったその日から2ヶ月が経った。その間アトリエに通いながら、もしかしたら昔のように戻れるんじゃないかという無駄な期待をしていた。そうなれないことは誰よりもよく知っておきながら。”

 

“ヒョンのそばにずっと居るには、僕がヒョンのことを好きすぎることが問題だった”

 

ごうなき太郎。なんも悪いことない!!!!ウノはなんも悪いことないのに上手くいかん!!!!それが人生や!!!!!

好きすぎることが問題だった、ってウノが自覚してるのがまじでめっちゃ辛かった。。。

そしてかかってくるジェハからの電話。良かったーーーー電話かかってきてよかったーーーーーー

 

「アトリエのみんながなんでお前が来ないのか気にしてる。イブにアトリエで展示会してパーティーするから、顔出しに来いよ」

「……ヒョンはなんでもないんですか?なんでこんなに平然と電話できるんですか」

「…お前が大切だから」

「お前は俺にとって2人と居ない大切な弟だよウノや。また前みたいにお前と離れたくない、ヒョンは」

「たまに会って、ご飯も食べて、お酒も飲んで、そんな兄と弟になろう」

「幼いときみたいに」

 

「ヒョン、ジェハヒョン… 僕は…そうできないんです、ヒョン…」

 

つらすぎる。もうだめだ。残酷すぎる。そこから逸脱したいんだよウノは。それじゃもう無理なんだ。耐えられないんだ。ただの兄と弟じゃない関係になりたいんだ。だからああやってキスしたのに、「昔みたいに兄と弟のように」って本人から言われるのつらすぎる…ここのウノの泣き顔悲しすぎて見てられん…てかめっちゃ泣かせてんな…ジェハヒョン!!!!!あなたのウノ泣いてますよ!!!!

 

13話、過去の回想に入る。小学生のウノと高校生のジェハ。

雨が降った放課後に傘を持って迎えに来てくれる人がおらず、迎えにきた家族と帰って行く同級生を横目にうずくまるウノを迎えに来るジェハ。

ちょっといいですか?(挙手)わたしは“迎えが来ず悲しい思いをしている幼い攻めを迎えに来てくれたのは年上の受け”という描写がしぬほど好きなので、ここでその描写があってめちゃくちゃ嬉しかったです。(そうか)

 

「今学校で将来の夢描いた?」

「それでウノが立派な科学者になってヒョンと結婚するって描いたらみんなからかうんだよ~」

「馬鹿だな、まだ結婚のこと言ってんのか?だから学校に入ったら言うなって言っただろ。

でも…ウノは悪くないよ。

友達の絵を見てからかうその子たちが悪いんだ」

「…やっぱり僕はヒョンが一番好き!」

 

この頃ジェハはもう自分がゲイであることを自覚してたから、ウノがしきりにそう言うことで周囲から嫌な扱いされたら嫌だなぁと思ってたんだろうなぁ。

でもそこで、お前が悪いんじゃないよって言えるジェハだからウノは好きになったんだよな…わかる…わかりしかない…

 

んで、現代に戻ってひとりで家にいるのがいやだからってハンジュンの家に来るジェハ。おい行くな。

「家にいるとこんな夢を見る…ヘソンがまた戻ってきて…俺たちがまた何もなかったように愛し合う…でも変なのが夢でもいつも最後には俺は一人なんだ。何度繰り返しても同じようにがらんとした部屋で一人残って泣くんだ」

「おかしいだろ…泣きたいのはおれなのにいざとなると涙が一粒も出ないんだ…」

 

いやめっちゃダメージ受けてますやんウノに言われたこと。

それでまーた濡れ場に突入する。すな。ハンジュンとはすな。そんなんだからちるちるに淫乱って以下略

 

そして行為中にかかってくる電話!!!!おいやめろ!!!!!!

前は気づかなかっただろうが!!!ハンジュン気づくんじゃねぇ!!!!

読者の声は届かず、無情にも通話ボタンを押し尚且つスピーカーにするハンジュン。お前さぁ…

ウノはさっきのこと謝って「これ以上ヒョンに面倒かけません。気にさせることもしません。だから僕…ずっとヒョンのそばに居てもいいですよね?」って言ってんのにウノが聞かされるのは「あっ…いや…!」とかいうジェハヒョンの声。

どう聞いても喘ぎながら「ヒョンが後でかけ直す…ごめん」って言われるウノ。

 

もうしにたい。ウノの代わりにおれがしぬ。殺してくれ。もう耐えられない。

 

ハンジュン「…もう満足か?」は?うっせーな黙れよ 

「起きろ。まだ終わってない」

 

っああああああああああああ!!!!!!!!!!!

お前を殺して俺も死ぬ!!!!!!!

もうやだ!!!!!!絶対にハンジュン殺す!!!!!!!!!!許してたまるか!!!!!ここで怒りすぎて「だめだ…これ以上読むと憤りで人を殺してしまう…」って本気で自分が心配になった漫画は初めてだよ。

ていうかそもそも違う男に抱かれてる受けとかマジで無理なんで。NTR属性は昔からなかったんで。固定厨に拍車がかかった今余計にむりなんで。

怒りすぎて比喩じゃなくマジで暴れたもん。いい大人が床で暴れたもん。その怒りのパワーで腕立て伏せ30回したもん(マジ)

てかさぁ、ハンジュンもいい大人やん。なにしてんの?マジで。(キレんなキレんな)

 

そんなことがあってもイブのパーティーには来るウノ。もう終わってジェハしかいなくなったアトリエに…ウノや…

あんなことがあってもう来ないだろう、これで良かったんだ。お互いの場所に戻るだけだ。って思ってたところにウノが来て、なんでお前がここに来るんだって驚くジェハ。

 

「……遅いじゃないか。全部終わってから来てどうするんだ」

「……来るつもりなかったけど。今日ヒョンの誕生日じゃないですか」

チョン・ウノーーーーーーーーーーーー!!!!!!!😭😭😭😭

はぁもうウノしか勝たんことわかりきってるやん。ウノしか勝たんて。ほら、早よ。認めろ。

 

「覚えてますか?クリスマスイブが誕生日だとなぜかお祝いされてる気がしないってヒョンいつも言ってたじゃないですか。だから毎年ヒョンにあげるプレゼントを2つ買おうと数ヶ月前からお小遣いを貯めてたんだけど、それ知ってました?」

「知らないわけないだろ。後でおばさんがそれを知ってお前にお小遣い二倍くれたじゃないか。あんな小さい子がお小遣い貯めてCDだのなんだの買ってくれるのに、覚えてないと申し訳ないだろ」

 

け、健気~~~~~~!!!!ウノは生まれたときからもうずっと健気。つらい。

でもジェハがその話するときすごい愛おしそうな表情してるのよね…そこにすごく救われるのよね…

 

「はぁ、僕は死んでもその時の幼い子供から抜け出せないんですね。わかった。分かりましたよ。」

「でもヒョン、これ知ってますか?実は僕そんなことはどうでもよかったんです。ヒョンが誰が好きで、誰と付き合っているのかも。僕をただの幼い子供として見てるのも…全部大丈夫でした。ただ…ヒョンと昔みたいに一緒に居られるだけでよかったから。

でも…あれはちょっとしんどかったですね。僕が出来ることはなにもなかったこと…

だから、あの時ひどいことを言ってごめんなさい。ヘソンヌナの話をしてるんじゃなかったのに…」

 

そう言ってヘソンとの指輪のことを謝るウノ。いやどこまでいい子やねんウノ……………(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

「お前の心も、本当は3年前にお前が初めて告白した時から今まで、たった一度も忘れたことがない。多分お前が言う通り、知らないふりをしたかったのかもしれない。俺もお前がすごく大切だったのは事実だから…

でもこれ一つだけ聞くよ。いつからだった?」

 

「いつからか…僕もよくわかりません。誰かを好きだという感情が何なのかを知る前から、僕にとってヒョンが全部だったから…」

 

うおおおあああああああ……………名言しか言わんな………このウノの台詞大好き……好きが何かも知らない幼いころから、それこそ物心ついたころにはもう、ウノにとってジェハが全部だった、その気持ちが大学生になった今も続いている。こんなことあり得る?あり得るんだよな…それが………

 

「分かってます。ヒョンにとって僕が本当の弟以外の何者でもないこと。僕も覚えてない小さい時まで知ってるんだから、よっぽどでしょ?」

「知ってますか?僕はですね。生まれてから覚えている最初の瞬間から今まで、ヒョンを好きじゃなかったことは1日も、一時も無いんです。

ヒョンの顔、声、黒くて細い髪の毛、僕を抱き締めてくれる時の体温、近づいた時に感じる香水の匂い、冷たい手まで…

ヒョンのことが好きなのは、僕にとってすごく当たり前の感情だったんですよ」

 

「僕の人生で輝いて美しいのは、全部ヒョンでした」

 

 

 

……………こんなこと言える?

今まで漫画とかで好きな台詞って特になかったんだけど、こんなにグサグサ刺さった言葉ないよ…本当に何度読んでもめちゃくちゃ泣いてしまう…

どれだけの想いでウノが好きだったのか、そしてこんなに美しい言葉を紡げるウノの心の美しさ…こんなに優しくて暖かくて眩しくて切ない愛の言葉をわたしは他に知らない。

 

はぁ…素晴らしい……天才だ……제크님 は天才…

 

 「俺もお前を大切にしてる。好きだ。お前だけじゃなくおばさん、おじさん、ウナ…

俺にとって誰よりも大切な人たちなのはお前も知ってるだろ」

 

このジェハの台詞もつれーーーー全部読んでからだとなおさらつれーーーーー

 

「一回だけ…ただ一回だけ…弟だ何だってそんなの全部捨ててありのままの僕を見ることは出来ないですか?

ただ…ヒョンの目の前に居る僕一人だけ…お願いです…」

「ジェハヒョン。好きです。好きです、好きです…本当に好きなんです、ヒョン…」

 

このウノの泣き顔よ~~~~;;どっちが受けだかわからん可愛い泣き顔で懇願すな~~~~;;;もうここまできたら懇願するしかないよね…

家族まとめてのチョン・ウノじゃなく、ただ一人のチョン・ウノとして見てくれないか…

このシーンではずっと冷めたような表情のジェハが印象的だな。

実際心の中はそうじゃなかったんだろうけど…なーーーんで単純に両想いになれないのかねぇ!?

 

「ウノ。お前の好きな気持ちはそんなのじゃない。お前、俺とセックスできるか?」

震える唇越しに伝わるこの子の切実な想いを、いつまで知らんふりできるのか。

 

言った!!!!!ジェハが言ったぞーーーーー!!!!!!!

いけ!!!!そのまま!!!!いけ!!!!!

そんなんよゆーーーだし!!!ウノだってしたかったし!!!!!!(うるさ)

 

「この先に今までのお前と俺はいないかもしれない。それでも大丈夫?本当に後悔しない自信があるか?」

 

このジェハの台詞のお兄ちゃん感いいよね…お兄ちゃんだしね…

 

 

で、言ったとおり致す流れになるんですが、あれだな…“そうなるべき”2人のセックスシーンは最高の気持ちで読めるな…とても穏やかな気分になる…ハンジュンとの時は首絞められてるみたいに苦しかったのに(そんなに?)

ここからもうずっと仏顔よ。

 

「顔は幼いままなのに、体はおおきくなったな。ここも…」

っていいよね。小さいときから知ってる関係だから言える台詞よね。

初めてのときのふたり、可愛くて可愛くて…てかウノが一筋涙流すとこでこっちも泣く。やっと念願叶ってよかったね…夢じゃないよ…おれたちが証人だから…

翌朝起きて「良かった…夢じゃなくて…」って泣いてジェハに抱きつくウノ、マジで泣かす…夢じゃないよーーーーーーー!!!!!!!!(クソデカ大声)

 

 

03.closer

 

 

 

この後から二人の距離がぐっと縮まってるのが手に取るようにわかってめちゃくちゃ嬉しくなるよね…

 冗談も言って、普通にキスもして…ウノも嬉しいだろうけど私も嬉しいよ(他人)

“そもそも俺に選択権なんてなかったんだ。こいつが引っ張るままに連れて行かれること。それが俺にできる唯一のことだった。”

“俺は今、この子にどうしようもなくはまってしまっている”

 

認めた!!!!!ジェハが認めたぞーーーーー!!!!やったーーーー!!!!!

このままハッピーエンドだ!!!!!!!!…ってなれば良いのにね…

この時点で18話だからな、まだまだ72話まで先は長い…

 

でもこの瞬間のこの二人は正月をともに迎える仲だから!!!!それでいいんじゃ。

 

「賭けますか?」

「何の賭け?」

「ヒョンが僕を好きになったら…僕たち結婚しましょう」

 

あ…まってもうこれだけで泣けてくる。このシーンがのちのち効いてくるんだよな。

ジェハヒョンも呆れながらも嬉しそう。

「俺に得になることがあってこそ賭けだろ。俺がおまえを好きにならなかったら?何してくれる?」

「………僕を好きになる方がヒョンにとって得なのに何を言うんですか」

「すごい自信だな…」

「こんなにヒョンしか知らない、イケメンで若くて頭も良い、その上アレも上手い。好きにならずにいられるんですか?」

 

おーーーーーーーーウノよく言った!!!!!まじでそれ!!!!!!ウノを好きになって悪いことなんてなにもない!!!!!!マジで!!!!!これは客観的な事実!!!!!!だから早く両想いに以下略

ウノが自信付けてきてるのも嬉しかったな…この18話19話あたりすごい幸せよね…初めての幸せって感じ。噛みしめよ…

 

んで幸せ噛みしめてたらハンジュンからのカトク。やめろ!送ってくんな!

「ジェハ、その気がないならそこそこにしとけ。傷つくのはその子だ。まだ若いだろ、可哀想じゃないのか?」

うるせーーーハンジュンお前が言うな!!!!!でもハンジュンもまぁまぁ傷ついてる。知ってる。

 

「あの人とはどういう関係なんですか?」

「友達」

「ただの友達?昔付き合ってたじゃないですか」

「何言ってる。俺は一回もあいつと付き合ったことはない」

「………ヒョンはただの友達とセックスするんですか?」

「…お前ともするだろ。ウノ、恋人みたいに振る舞うな。そういうのは嫌いだ」

 

ねーーーーーーーなんでそういうこと言うの!?!?!?

こっちがいちいち傷つくからやめてくんない!?

 

「ヘソンヌナと何で別れたのか…聞いてもいいですか?」

「…俺が…」

「またお前は幼いから分からないって言うんでしょ。もういいです。聞きませんから。他のことは分からなくても、ヒョンがヘソンヌナをどれだけ愛してたかはヒョンが言わなくても分かるから…何か理由があったんでしょ」

「でもねヒョン…たまにヒョンが、まだその時のまま止まってるように感じる度、僕はちょっと悲しいんです。こんなに近くに居るのに…僕は永遠にヒョンに届かないような…そんな気分になるんですよ」

 

はーーーーーーー…つらい、辛いけど、「あなたに永遠に届かないようで悲しい」って素直に言うウノは本当に素晴らしい子だよ…やっぱさ、素直な子っていいんよ。事情がある年上受けには素直な年下攻めが一番良いんよ。人間素直が一番!!!!

「…泊まっていこうか?」

のジェハの不器用さ何!?!?!他になんて言えばいいかわからなかったんでしょうけど、このタイミングでのそれはウノ逆に傷つくわ!!!!んで断られて「後ろも振り返らずに行くんだな。毎日一緒に寝ようって捕まえてたのは誰だよ…」ってもうすっかりジェハも好きやん!!!!いや知ってた、ジェハがウノをもう好きなのは知ってた!!!!もうどんどんお互い傷つけていく!!!!!よくもまぁこんなに無自覚に傷つけ合えるわね!?!?!!?

 

そしてお互い傷つけ合った二人がまた向き合うきっかけになるのが、幼い頃二人で何百回も一緒に観たジェハの好きな映画っていうのがまた美しすぎるよね…제크님 は天才…

 

“ひとつ年を取る度に、ミッションのようにこの映画を観た。もしかすると、ヒョンをもう少し理解できるようになったんじゃないか。ヒョンがこの映画を観て感じた気持ちを僕も感じるようになったんじゃないか”

“好きだというのはそういうことだ。その人が好きなことはなんでも真似したくて、数え切れないほど噛みしめて、同じ感情を共有して、その心を覗き見ようすることだ”

“僕の初恋は始まりもせずに終わったのに、僕の人生はこうして自分の意思に関わらずヒョンの名残でいっぱいだ” 

 

 

なんと表現していいかわからないぐらい、このシーンが好きだ。悲しいのに美しくて、寂しくて暖かい。ジェハでいっぱいのウノの人生よ…

 

「僕も僕だ。こんな時までヒョンに会いたいなんて…こうなるならなんで帰ってって言ったんだ…」

会いたい。って思ったときにかかってくるジェハヒョンからの電話;;;

ここでウノじゃなくてジェハから動くのがほんとーーーーに良いよね!!!!!

このタイミングでまた映画リバイバル上映やってるのも奇跡!(漫画ですよ)coex映画デートですか!!!いいですね!!!!!

 

「今更だけどこういうところで見るとヒョンもっとかっこいいなぁ」って思ってるのも、ガラスに映った自分たちみてデートしてる恋人みたいって嬉しく思ってるのも、マジでウノが健気すぎていちいち胸が潰れるわ…

「お前、前にあれ食べたいって言ってただろ」って言ってくれるジェハヒョンも愛を感じる…こういうふとしたところで幸せになっちゃうんだよな。外野は。

 

うきうきしてアイス買ってきて戻ったら偶然会ったヘソンと喋ってるジェハを見かけて出て行けなくなっちゃうウノ。大丈夫だよーーーーー!!!!なんにもないよその二人はーーーーーー!!!!!!

出て行けないままアイスが溶けちゃってウノの手がどろどろになってるの見てなんかすごい泣けちゃった…わたしが悲しくて。(外野)

ここでジェハが「大丈夫だから、映画みたらまた買いに行けばいい」って自分のハンカチでウノの手拭いてくれるのも、手洗ってこいって言ってくれるのも、当たり前のことなのにすんごい泣けるんだよ…

「なにがそんなに悲しいの。そんなに食べたかったのか?やっぱりヒョンが今1つ買ってくるか?うん?」

「チョン・ウノ、大きくなったと思ったけどまだ子供だね、子供」

 

ここのジェハのお兄ちゃんな優しさがすごく暖かくて大好きで嬉しくて悲しい。違うよジェハヒョン。ウノが悲しんでるのはアイスが溶けたからじゃないよ…

このシーンもめちゃくちゃ好きだわ…こういう何気ないところで二人の幼い頃からの関係を感じさせるシーンが好き…幼なじみ兄弟ものの良さってそこよね…

映画観ながら手繋ぐのはウノだけど、それを恋人つなぎにするのはジェハっていうのも解釈一致すぎる!!!!!そうなのよ、頑張って仕掛けるのは弟でそれ以上に応えるのはお兄ちゃんなのよ!!!!!わかる!!!!!!

 

家帰って抱かれながらジェハが「ごめん…」って言うのずるくない?ごめんじゃないんだよ!!!!なぁ!!!!でも謝るしかないのもわかる!!!でも謝られて傷つくのはウノなのもわかる!!!!わかるよーーーーー!!!やだーーーーー!!!!

 

「そうやって謝るなら、ヒョンも僕だけ見てくれるのはだめですか?僕じゃない他の人とは…こういうことはしないで。そうすればいいじゃないですか」

「あ、会わないから…」

「僕の目を見て約束してください」

「約束する…!お前とだけ…!」

 

ここでめちゃくちゃ笑顔なったのに

 

“本当に聞きたい言葉はごめんって言葉じゃないのに”

“こんな約束なんかいらないのに”

“僕は、一体いつになればヒョンに届くんですか”

 

うう…辛い……こんなに近いのにずっと遠い…悲しい…

 

「なんで別れたのか聞いたよな。俺がすごく苦しめたんだよ。ヘソンを」

「その時はあいつのためだ思って選んだことが、離婚してから分かったんだよ。ただ俺は徹底的に自分のためだけに生きてきたんだ」

「愛してるからなんて言葉は結局、卑怯な自己合理化にすぎないってことに、あいつの口から離婚しようって話が出てから気づいた俺が悪かったんだ」

「そんな話をよく淡々とするんですね」

「悲しいよ、俺も。でも悲しいからって泣かないといけないわけじゃないだろ。俺は元々こうやって生まれたのに、どうすればいいんだよ」

「もう、また嘘つく。僕とする度に泣くのは何ですか?…これ知ってますか?涙もろい人のほうが強い内面を持ってるっていう研究結果があるそうです。自分の感情を隠したり、そっぽを向くことなく、ありのまま受け入れられる人だから」

「…そう?だからお前が泣き虫なのか?」

「……僕もおなじですよ。僕も…そんなに強くないですよ」

 

ええええ~~~~~~~ん…そうよウノもいつまでも強いふりしてられないわよ…しんどい。見てるだけの外野がしんどい。ここでジェハは結局ヘソンと別れたのも自分のためだって自覚あるのに!!!!なんで!!!!!同じことを繰り返しちゃうのか!!!!!はぁ………

 

 

家庭教師したり忙しくなるからアトリエに来れなくなると言うウノ。

「おれはどこにも逃げないよ。会いたいときたまに遊びに来い。俺はいつもここにいるから」

 

え…?誰かが言ってたような言葉だな…この先知ってるとこの言葉もきついわ。

ていうかそう考えると伏線だらけだな…すごいなほんと。

 

ヒョンが自分によくしてくれる理由がわからないウノ。

自分に申し訳ないからそうしてるんじゃないなら、なんでキスしても触ってもわがまま言っても全部聞いてくれるのか、ちゃんと答えてくれないと好きなように考えますよ。

これ言われたときのジェハの4コマいいよね…言えないよね…

ウノもそう思いたくてもヒョンが振り向いてくれるわけないって思っちゃうよね…すれ違ってんな~~~~~

んでさっきその話したばっかりなのにまたジェハはウノのわがまま聞いて車の中で慰めちゃうじゃん!!!!なんでだよ!!!!好きだからだよ!!!!!

 

 

おれたちのスギョンオンニきた!だいすき!

ウノが好きな人はジェハ先生でしょ、って話すスギョンヌナ。

「ジェハ先生は?ジェハ先生もウノが好きなんですよね?」

「あり得ないことを…なんで、そう思ったんですか」

「なんでって、そりゃ…そう見えるから…」

 

ほら!!!!端から見たらどう見ても両想いだかんね!!!!スギョンヌナはいつも読者の代弁してくれるから大好き!!!!

てかなにびっくりしてんだよジェハはよ!!!気づいてないふりするんじゃあないよ!!!!

 

「いまそばにお前がいれば何か分かるような気がするのに…」

 

そうなんだよないつも大事な時にそばにいれないんだよな、受けも攻めも。これは決まり事のようなものなので仕方ないんですよね。そばに居なきゃ行けない時に事情があって居られないからこそ後々くっつくのがBLの決まり事なので…

 

んでここでまたハンジュン出てくるから絶望する読者。出てくんじゃねーーーーーって包丁持ち出したのは私だけではないはず。ていうかジェハもハンジュンのところ行くんじゃあない!!!

ここでちゃんと無理矢理せずにやめるのがハンジュンのいいとこだけど。いや待てよ、普通の良心があればそうなのでは?(ハンジュンに厳しい)

 

「…一年も経ってないんだ。あり得るか?ヘソンとそうなって一年も経ってないんだぞ。こんなに簡単に他の人を好きになるなんて…あり得ないだろ…それも他でもないウノを…」

「ウノは歩き始めたぐらいの頃から面倒見てた弟みたいな子なんだ。親が離婚してからはあの子の両親も俺を子供みたいに面倒見てくれたし」

「そんな子を…お前なら受け入れられるか?何も知らずに駆け寄ってくる優しい子を…今もあの子を見る度に罪悪感と不安でおかしくなりそうなのに…」

「俺は、もうお前にもヘソンにも数え切れないほど傷つけてばかりいるのは知ってるんだ」

「でも…あの子だけは、傷つけたくない…」

 

 

ジェハーーーーーーー!!!!!!ジェハの人生で出会ったなによりも誰よりもウノが大切なのがよくわかるよ…今まで自分の周りに居る人をどれだけ傷つけたかが分かってるから、ウノにだけはそうしたくない、だから愛を自覚するのが怖い、そしてそんな資格もない。

いままでのジェハの人生、掴んでも掴んでも傷つけて手放してしまうことばかりだったから、それなら初めからその手を掴まない方が良い。あの子だけは自分の手で傷つけたくはない。誰よりも優しくて暖かいその手だけは掴めなかった…

ああつらい、あまりにも…いいじゃん!難しいこと言わずに好きって認めちゃいなよ!って言えるような過去ではないことを知った読者も、「ごめんなさい、こんな時どういう顔をすれば良いかわからないの」になるわ!!!!笑えねーよ!!!!

 

 

04.Lover Boy

 

 

え?ジェハあんたいまタクシー乗ってんじゃないの?お前のこと思って一人で自慰したとか言ってるけど大丈夫?ってそれしか考えられなかったわよこのシーン…

やっぱり運転手さんいるし!!!聞いてるし!!!!!びっくりするわ!!

ここからマジで幸せ…地獄が長かった分ほんとに幸せ…

 

「ヒョン、僕たちここでこうしてると…新婚夫婦みたいです」

(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)

ここのジェハめちゃくちゃかわいいよね(泣)「…やだ」じゃないんだよ(泣)明るいの恥ずかしがってんなよ(泣)

思うんだけど、この作品ってめっちゃ濡れ場多いし、作画のレパートリーも多いよね。そんな角度からの濡れ場の絵描けるんだ!?すごくね!?という感動…

あとさ、そんなに長い間やるならウノもズボン脱げば?邪魔じゃない?って思っちゃう。余計なお世話ですね、はい。

 

ウノの声に弱いジェハいい…いいぞいいぞ、年下が強くなってきてるのいいぞ!

 

スギョンヌナにウノがジェハを好きだってことがばれてたのを知って謝るウノに

「好きなのはお前のせいでもないし、仕方ない。これから気をつければいいだろ。そんなこと申し訳ないと思う必要ないよ」って言うジェハ。だいすき~~~!ジェハヒョンのそういうところが大好き~~~~!!!!!

 

「昨日なんで電話してきたんですか?」と聞くウノに会いたかったからとは言えず「お、美味しいね。お前のおばさんが作ってくれたのと似てると思う」ってウノ作のポックンパ食べてごまかすジェハと、素直に嬉しそうなウノ。本当にこの二人は可愛いね…(泣)

「良かった。まだあるからいっぱい食べてください」のコマのウノめちゃくちゃ好き~~~!!!可愛いよ~~~~~!!!!

 

 

幸せだという感情を思い出した時に頭に浮かぶのは、他の誰でもなくウノだった。再婚した母の結婚式に行って、それを自覚するジェハ。

それが愛というものだぞ、ジェハよ。

こういう感情を自覚する描写ってすごく良い。제크님 は天才…

 

その後ウノの大学の学祭に遊びに来て、ウノの友達二人と飲みながらウノを待つジェハ。

この2人大好き~。めっちゃ良い子たちよね。てかここで自分達が話してる内容とジェハの話であっ(察し)ってなるだろwwwwソリムは香水で分かったけど、話してる内容振り返ればどう考えてもウノの好きな人はジェハしかおらん。

 

“一体…お前の日常はどこまで俺でいっぱいなのか”

“俺を愛してなかった時をどうしても見つけられなくて”

“いっそ目をつぶって知らないふりをしたかった”

 

本人じゃなくて周囲の話から嫌でも分かってしまう。ウノの行動すべての根幹に自分が居ることを。もう降参するしかないね。

ていうかやっぱりウノもてるんだろうね~可愛いし人なつっこくて良い子だもんね…わたしもウノが近くに居たら普通に好きになるわ。

 

「ああして普通に恋愛できる人を好きになればよかったじゃないか。お前のこと好きな女の子たちも多いはずなのに。お前みたいな楽しい時期に何が良くて10歳近く年上の男を追いかけるんだよ」

年上受けに絶対言わせたいよねこの台詞はね!!!わかるよ!!!

 

「関係ないですよ。今ヒョンがこうして僕のそばにいてくれるじゃないですか」

「一時は…自分がこんなに年下なのが…よりによってヒョンとご近所さんで出会ったのが、僕が男でヒョンが男なのが悔しいときもありました」

「たったひとつでも今と違っていたら…僕も可能性があったんだろうか。ヒョンも僕を好きになれたんだろうか」

「でも今はただ今のヒョンと僕がいいんです。ヒョンと出会って…ヒョンを知って、一緒に育って好きになった…そのすべての瞬間ひとつひとつが大切です」

 

ウノ~~~~~~~~!!!!おれや~~~~~~!!!!!

ほんとに素直な子はいい!!!!!見ていて気持ちが良い!!!!すっきりする!!!!人間素直が一番!!!!!(2回目)

 

「今朝言いましたよね、何かを犠牲にしてでも手に入れたいもの…僕は…僕にとってはヒョンがそうなんです」

「わぁ、こう言うとすごく恥ずかしいな。でも…」

「本当にどうやって伝えれば良いか、途方に暮れるほど好きですよ」

「だから…ヒョンももう少し僕の大好きなヒョンを大切にしてくれると嬉しいです」

 

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ここのウノとジェハの表情が本当に素晴らしい。

ウノ…ウノよ…“どうやって伝えれば良いか分からないほど好きだ”と言うほどなのに、こんな時まで「だからヒョンもいつか僕を好きになってくれたら嬉しいです」じゃなくて、「ヒョンも自分を大切にしてくれたらうれしいです」なんて言うのか…

これがすべてだよ。ウノにとって大切なのは、ジェハが自分のことを好きになってくれることなんかよりも、ジェハがジェハ自身をもっと大切にして幸せになってくれることなんだ…それはもう恋ではなく愛だよ。知ってたけど…

ウノはいつも全力で全身全霊で愛を伝えてきたけど、その言葉はいつも何よりも暖かい。暖かくて心地よい重さを孕んでいるから、するりと滑っていかずにひとつひとつがジェハの心に降り積もっていったんだろう。自分本位な愛情ではなく、本当に物心ついてから今になるまで、ずっとジェハのことだけを見てジェハのことだけを考えてきたことが、ウノの紡ぐ言葉ひとつひとつに詰まってるんだよ。

 

“正しいことだろうか 正しくないことだろうか”

“後悔するだろうか 後悔しないだろうか”

“傷付くだろうか 傷付けるだろうか”

“こんな瞬間にさえ、自分を愛して欲しいという言葉ではなく、自分自身を愛せというお前の前で”

“こんな計算はこれ以上何の意味があるんだろう”

“どうすれば”

“こんなお前を愛せずにいられるだろうか”

 

「俺たち賭けしたよな」

「はい?」

「お前が勝ったみたい」

「…どういうことですか?」

「お前を好きみたい」

“俺を愛する少年”

「好きだよ、ウノ」

“俺が愛する少年”

 

 

………もう何も言えん……こんな、こんな綺麗なシーンあるだろうか…ないよ…こんなに美しくて眩しいシーンが…あるか………ないよ…ここにあるよ…사랑하는소년という作品にはあるよ…

もう何度読んでも心が切ないのに暖かくなるしこの世界の全てを愛そうという気持ちになる。

ウノの長い長い片想いが報われる瞬間がこんなにも美しく描かれることが嬉しい…このシーンで、今まで傷付いた読者の心をも救ってくれたんですよ제크님 は…사랑하는 제크님…

 

その後なにも言わずにずっと泣いてたウノが、一言目に発するのが

「覚えてますか?僕が勝ったら…」

「結婚することにしたこと?」

 

うううぇぇぇぇええええんここのジェハの優しい表情よ~~~~~ええええん嬉しい~~~~このあとちゃんと公式に(?)両想いになった2人のセッ…シーンがめちゃめちゃよいんだよね…ずっと良かったけど格別なおいしさがあるんだよね…

「僕のことが好きな人とするセックスが、こんなにも気持ちいいこと初めて知りました…」←素直!!!!最高!!!!!

今まで行為中にどれだけ好きだ愛してますって言っても応えてもらえなかったウノも、愛してると言われても何も言えなかったジェハも、もう我慢しなくていいんだよな…

よかったね~~~ほんとによかったね~~;;

ジェハに「好きだ」って言われたウノが「夢にも思わなかったんです…好きだっていう…その一言…」って泣いちゃうんだよね~~かわいい~~~~~;;

ウノがぽろぽろ泣いちゃうのも、泣き止むまで何度も何度も好きだってささやいてくれるジェハも、良かったね…

はぁ~~~よかった~~~いい最終回だった~~~!!!…とはならないんですよね、まだあと40話近くありますもんね、はい。

 

 お風呂シーンのときのジェハの台詞の日本語版の翻訳が気に入らないんで言わせて欲しいんだけど

「ずるいぞ 成長しないでこのままでいてほしいな」→「そんなのだめ。これ以上大きくならないで このまま止まったらダメ?」

にしてください!!!!!!!アンデ?が大事なんだよ!!!!

 

「一生21歳のチョン・ウノでいてよ。変わらずに、今の姿のまま」

変わっていくことが何よりも怖いジェハの気持ちをこの一言でちゃんとわかってて

「僕は変わりませんよ。だから…ヒョンは余計な心配しないで、僕のことを好きでいればいいんです」

って言えるウノ、500000000点!!!!こういうところでもジェハにはウノしかいないことがわかる。

この後アトリエで僕の絵もいつか描いてくださいねってジェハと約束するウノ。

この約束、ずっと心に残ってたから(他人)このあとなんやかんやあるたびに(あの時の約束はどうなるんだよ…)って何度も思ったなぁ(他人)

 

幸せいっぱいのLover Boy回おわり。

えー、ここまでですでに2万字超えてますがまだまだいきます。

 

 

05.Last Night on Earth

 

 

 

地球最後の夜…不穏な始まりからの不穏なタイトル…すでに気が重い…このレビューを書くために読み返してるけど、読み返したくない…つらいから…

 

“一番幸せな時に一番大切なものを失う場面は

 夢にしてはあまりにも現実的で

現実は いつもそれより残酷だった”

 

また1人で思い悩んでるよ〜〜〜!!!!もう年上受けが1人で勝手に関係について思い悩むのを法律で禁止してくれ!!!!!だがそれがいい!!!!!

ウノはさぁ、ジェハがなんで大学一年の時に早々に兵役行ったかも知らないんだよね…何にも知らないんだよね…

あ、ちなみに日本版はここ留学になってるけどほんとは兵役の話ですからね。

 

アトリエで以前にハンジュンがジェハに買ってきたお土産の画集を見つけたウノ。

画集には“ここ見たいって言ってたよな?”ってハンジュンからのメッセージ付きの写真も挟まっていた。それを見つけるウノ。

残酷にもジェハはもらってから一度も開いていなかったのでその写真の存在すら知らなかったのである…

 

「まさか…この写真今初めて見たんじゃないですよね?」

画集と写真に傷付いたように見えるウノに「大したことじゃない。あいつが勝手に買ってきたんだ。ただのお土産なだけだよ」となんでもないことのように言うジェハ。

 

「…その人にとってはそうじゃないでしょ。ヒョンにとってはただのお土産でしかなくても、くれた人の気持ちはどう思います?」

「 その心がどんなものなのか見ただけでわかるのに、僕がこれを見て放っておけるわけないじゃないですか。

このアトリエで僕が一番惨めになる瞬間はどういう時か分かりますか?

ヘソンヌナとヒョンの思い出を見つけた時ですか?違います。」

「ヒョンが…こうして人の心を何か面倒で考えたくない厄介なものみたいに、そっぽを向いて放置している姿を見る時なんです。

もちろんヒョンが好きだし…ヒョンのそういう姿もヒョンの一部だってことも分かってますけど」

「そうやってそっぽを向かれる人の気持ちは、世界で一番僕がよく知ってるんです」

 

はぁ………ウノ…………;;

ウノは本当に優しい子だよ…自分じゃなければいいわけじゃないんだよ。ヒョンが自分以外の人に対してしたことでも、自分のことのように傷付いてしまう。そんなところもあるの知ってるし、そんな性格も含めたユジェハが好きだけど、そうされた人はどう思うか、ヒョンにも分かっててほしい。愛してるからこそ、ダメなところはダメだと言える。ウノは強い子だよ。

 

ジェハはきっと、こういうところでも自分はウノを愛する資格も愛される資格もないと思ってしまったんじゃないかな。また人を傷付けてしまったことを自覚して。

だってあまりにも綺麗すぎる。わたしがジェハの立場だったら自分が恥ずかしくて堪らなくなると思う。

ていうかウノは人間が出来過ぎている…

 

でもそこでちゃんと後悔して反省してハンジュンに謝りに行くジェハ。

「あの子のおかげでやっと少しずつ分かってきた気がする。誰かの為によりマシな人になりたいという感情も」

 

“人を愛して生きるということはどういうことか”を知って、傷付き傷付けながら成長していくんだよ。ウノも、ジェハも。

ウノの心を成長させてくれたのはジェハで、ジェハの心を成長させてくれるのはウノなんだ。お互い、その2人しかいないんだ…

はぁ、いい話だな………

 

ハンジュンいい奴なんだよな。ごめんな今まで殺意ばっか抱いてて…包丁向けてばかりいて…ジェハに優しくしてくれてありがとう…

でもセックス中にウノの電話出たのは許さんからな…

 

あの子がお前に何をしてお前がそんなにベタ惚れになったんだ?って聞くハンジュンに

「ただ……ただ好きなだけだ」

って微笑むジェハ〜〜〜〜うえ〜〜〜〜んちゃんと自覚してよかった〜〜〜〜〜😭😭😭😭

 

“本当に不思議だ。いつお前をこんなに好きになったんだろう。その長い時間、傷付いて失望して背を向けられても、変わらずに俺だけを愛して待っていてくれたお前が”

“とてもありがたくて、愛おしくて”

“何回も、何回も、”

“好きだと言ってあげたい”

 

 

ジェハーーーーーーー!!!!!嬉しい、ジェハがウノを全力で愛しているのがこんなにも嬉しい………何回でも言ってくれ…たのむ…

その勢いのままウノの大学に行って「まったく、なにしてんだ… 子供でもあるまいし…」って1人で照れてるジェハ可愛いしジェハが急に来て「何も言わずに来られると…何日も徹夜でぼろぼろなのに…」ってしょげるウノかわい~~~~

可愛いと可愛いのカップルは最高!(IQ2の感想)

 

ウノの元カノを偶然見たジェハが「俺に顔が似てるなら誰でもいいのか?」って嫉妬するシーン。ジェハもヤキモチ妬きでかわいいよね…

ていうかジェハは自分の結婚式のときもウノがずっと自分のこと好きなの知らなかったのか!?当たり前じゃんね!!!!泣きながらお祝いしてたんだっての!!!(泣)

ここで来ましたよカーセク!!!噂には伺っておりました!!!!

ウノはアトリエ終わってから家でする気だったのにね~ヒョンが「それまで待てない」とか言うんだからしょうがないよね…^^

ここはとにかく2人が可愛くて幸せそうでなにより。

てか車にちゃんと準備してあるのウケるよね。絶対あの日以降(いつか車でやろう)って準備しといただろジェハ!!!悪いお兄ちゃん!!!!

 

“ヒョン… ジェハヒョン”

“ユ・ジェハ…”

 

ってウノが心の中で呼び捨てにするのちょーーー良かった!!!!!

 

家に帰った2人がベッドでごろごろしてるとき

「10年以上好きな初恋の人の結婚式に行ったことありますか?嫉妬で頭がおかしくなりそうでも嫌うこともできなくて、夜中じゅう泣いておめでとうとしか言えなかったことは?」

「奇跡的にまた気持ちを伝えられる状況が来たのに、今度は他の男とセックスしてる声を聞いたことは?」

「ヒョンは僕がした嫉妬に比べるとまだまだです」

 

え?可哀想すぎるだろ…本人が淡々と言うとますます辛くなるぞこっちが…過去になってよかったねほんと…てかそんなことがあってもあきらめずにいてくれてありがとうウノ…

 

“ヒョンがいくら愛を注いでも満たされない人なら”

“それよりも僕がもっとたくさん満たしてあげます”

“もっと愛してあげます”

“だから、もう不安にならないで”

 

……………この先のこと考えると「ジェハ、話聞いてた?」ってなるな…

いやまあこれは言葉にしてないんだけどさウノは!!!!もおおおおおおお!!!!

 

ウノの寝顔見て「いつ見ても寝顔は天使みたいだな…」って思っちゃうウノ馬鹿お兄ちゃんジェハ。

 

ここでさぁ、ジェハが帰ってウノのママとウナとご飯食べてなかったら、ウノがジェハの足つつかなかったら、そもそも食卓でセックスした過去がなかったら、ああならなかったんだろうか…って考えちゃうんだよね…

まぁでも、遅かれ早かれ一度はああなったんだろうな。ユ・ジェハだもんな…

でもジェハが悪いんじゃないよ。

 

ウノの母ちゃん大好き~;;わたしも母親になるならあんな母になりたい…

 

このあたりからマジでこっちも心臓を人質に取られたような不安感を抱えて読み進めねばならない。つらい…

ウナが車でジェハに言った

「あいつもう十分苦しんだよ。オッパが結婚してからは特に。オッパには大したことじゃないだろうけど」

「お願いだから変に希望持たせたりするのはやめて。オッパは…どうせ女の人が好きじゃない」

「まさか今更オッパもウノを好きになったとか言わないよね?」

この台詞すごい厳しいし結果的にジェハを追い詰めることになっちゃったけど、ウノがここまでずーっと苦しんできたのを一番近くで見てた妹だからこそジェハに対して怒りの感情があって当然だし、ジェハはそう言われても仕方ないんだよな。

もちろんウノの気持ちを受け入れずに結婚したことはジェハが悪いわけじゃないけど、ウナからしたら今まで散々お兄ちゃんを傷つけてきておいてここにきてなんでそんな希望持たせるようなことするの!?どうせジェハオッパは女の人が好きで、オッパと一緒になるわけじゃないんだから、そんなのなら初めから近寄らずに放っておいてよ。オッパの人生無下にしないでよ。って思うだろう。わたしがウナならそう思うなぁ。

 

“ちょっと目が眩んだだけだ お前が俺のそばにいてくれることが嬉しくて、お前がくれる愛に慣れてしまって…”

“一瞬でも、お前の幸せの中に自分が居ることを願うなんて…”

 

 

こらやめろ!!!!!そうやってすぐ年上受けは暴走する!!!!

ウノの幸せにジェハが居なかったら誰がいるんだよ!?ええ!?今までウノの話聞いてましたか!?!???!?!?

このあとのウノとの電話でも「ヒョンがユ・ジェハだから好きです」って言ってるじゃんウノは~~~~;;

「僕はヒョンに強く育てられすぎてもう何があっても瞬き一つしないと思う、冗談じゃなくほんとにww」って言える強さがあるのに、ウノにはその自信があるのに。はぁ…………………………………

 

てかわたしのすきな人たち(カップル)チェジュ島に縁が深すぎてチェジュ島移住しようかとすら思うわ。

(勝手に)すでに聖地なのにウノジェハの聖地にもなってしまったチェジュ…

 

“今までは後ろも振り向かずに気持ちを伝えるのに精一杯で、こんな感情を感じたことがなかった”

 “誰かのことを好きで、自分の本心を伝えるってことは実はものすごく勇気がいることなんだ”

“ヒョンのことを好きじゃなかったことはたった一時もないけど、ヒョンの心を知った後はすべてのことが新しく感じる”

“愛し愛される感覚”

「こんなこと知っちゃってどうしようか」

“もう二度と以前には戻れないな”

 

 

フラグ立ちすぎてもう見てられねぇ!!!!殺人鬼の居る部屋にいてられるか!!!!!おれは自分の部屋に帰るぞ!!!!!

もうほんとさぁ…このウノの気持ちをどうしてくれよう…ウノもフラグ立てんなし…

まぁ辛い気持ちは置いといて、2人の泊まった部屋いいなぁ。部屋から海見えて。やっぱさぁ、推しカプには絶対にオーシャンビューの部屋でごろごろしててほしいんだよね…

 

「海を渡っただけなのに、なぜか誰も知らないところに逃げてきたみたいですね」

「…せいぜいチェジュ島ぐらいで逃げてきたって何だ」

「…………逃げようか?」

「言ってみただけだよ」

 

く、く~~~~~ひりひりする…ここでウノが逃げようって、ヒョンとふたりだけしかいないところに、どこかに逃げようってジェハの手を取っていれば何か変わったのかな…でもそれを大学生のウノに求めるのには酷だよ…連れてきてくれたのだって全部ジェハの費用だし、言うだけ言ってもお金も出せない学生なんだよウノは…ああこの年齢が辛い…って考え出したらどんどんifに走ってしまうな。

ifもくそもないんだけどさ!!!!過ぎた話ですし!!!!

 

せっかくウノが写真撮ろうって楽しくしてるのに「ああ残るのは写真しかないだろうな」なんて言うな!!!ウノが言うのとジェハが言うのとでは違うんですよ!?なんでそんな卑屈なこと言うの!!!!卑屈禁止!!!!!

 

あそこでジェハが指輪を見つけてなければ、ウノがジェハに指輪を買うのがもう少し遅ければ…ウノは楽しくも切ないチェジュ旅行になったかもしれないのに…ってまたif話してもーた

 

はいきました。「ここまでにしよう」ばきゃろーーーーーー!!!チェジュ島まで来て何言ってんだ!!!!!!

 

「そう考えてた人がここまで連れてきて楽しく一緒に旅行するわけないじゃないですか。本当に好きだって信じていいって言ってたくせに…!いまふざけてるんですよね?」

「そんなこと言うために僕とここまで来たんですか!?1人で別れ旅行でもしてるんですか?勝手にこんなとこ連れてきてここまでにしようって言えば、これまでありがとういい思い出を作ってくれてありがとうって納得するとでも思ったんですか!?」

「人を…馬鹿にしてるんですか?どうしてこんなことできるんですか…?」

「どうして…どうしてこんなに残酷なことが出来るんですか?」

 

それな!!!!!!!!!!!!ほんまそれほんまにそうですウノの言うことがすべてです合ってますなにも間違えてません酷すぎます勝手に最後の旅行にしてるんじゃあないよほんとに!!!ひとりで最後の思いで作りしてるんじゃない!!!!

あーーーーーしにてーーーーーー殺してくれーーーーーーもう読みたくない~~~~つらいよ~~~~~幸せ短すぎるよ~~~~~ジェハのばか~~~~~~

 

「1人で考えて1人で判断して1人で怖がって逃げたら、ヒョンの心は楽になるんですか?ヒョンがそういう性格じゃないのは僕が一番知ってるのに…!」

 

ほんまにそう!!!!!!!ウノは全部知ってる!!!!!てかここまで言い当てられてよく拒否できんなジェハも!!!ある意味メンタル強いわ!!!!でも「そうだねウノの言うとおりだよごめんねやっぱ一緒にいよう」なんてならねーーーよな知ってる。そうなるなら最初からこんなことしないんだよジェハは。

でもさぁ!疲れたって言っておきながらまたなにかがあって自分がウノを傷つけるかもしれないのも、いつかウノが離れていくのも怖いだけじゃん!!!そうやってヘソンとも別れたんだろ!?ヘソンのためじゃなくて、自分のために別れたんだろ!?その自覚があるのになんでそうなの!なんでウノを信じられなかったの!

「僕はヒョンに強く育てられすぎてもう何があっても瞬き一つしないと思う、冗談じゃなくほんとにww」って言ってたウノの言葉は本心だったのに。ヒョンがそばに居てくれさえいれば、またジェハが迷って何かがあっても傷つかずにいられたはずなのに。

離れていくんじゃね~~~~~!!!!!!もうやだ…読者が死ぬわ。

 

「いくらヒョンが逃げてももう僕は二度とヒョンを離さないことにしたんです」

泣きながらそう言うウノの力強いこと…ウノ!!!!がんばれ!!!!!

 

雨に打たれたままヒョンを待ってたウノ、ぷるぷる震えてヒョンにすがるウノ…子犬を捨てないでください!!!!人の心はあるんですか!?;;

てかナビで見ただけでジェハの家の住所覚えちゃうウノマジで頭良くてよかったね!ていうかジェハの家来たことなかったんだ!?という驚き…そりゃそうか、ヘソンのこと考えたら無理よね…

 

「ヒョンが今までどんな恋をしてきたかはわからないけど」

「ひょんがこうなるまでこれまでどれだけ傷ついてきたのかと思うと…もしかしたら、僕がここでヒョンを手放した方がいいんじゃないかとも思いました」

「でも、でもねヒョン…」

「僕までここでヒョンを手放しちゃいけない気がするんです」

 

なんでウノはこんなに全部知ってるんですか?なんでウノはいつも正解しか言わないんですか?なんで?一体?神?(漫画だからね)

ウノはジェハよりジェハのことをよく分かってる。だってそれだけジェハだけを見てきたから。自分のことよりもジェハだけを見てここまで大きくなってきたから…

ウノはこうなのに、なんでジェハはそうなんですか?イモってんじゃねぇ!!!さっさとウノにすべてを任せな!!!!!!

わたしがジェハに厳しいのは、このときのジェハと今の自分が同い年だからだろうか…

こんなに若い子が全部わかってるのに、あんたがそれでどうする!!!!って思っちゃうんだよな…だって今までもずっとそうで、ウノに初めて好きだって言った時もウノは「自分自身を大切にして」って自分のことを考えてくれて、今だって、こんなにひどい別れをされても自己憐憫に浸るわけでもなくまたジェハの気持ちを考えてて。じゃあ、じゃあウノの気持ちは?ウノの気持ちは誰が考えてくれるの?誰がウノの気持ちに寄り添ってウノの心を掬い上げてくれるの?ジェハしかいないじゃん。そんなのジェハ以外の誰にも出来ないって分かりきってるだろ…!なんかウノにずっと片想いしてきたモブヌナの気持ちになってきた!!!わたしが漫画に出演してたらもっと早く話がついたと思うんだけど!?(うるさ)

 

「ヒョンは怖いんです。僕がヒョンから離れたり嫌になったりするのが…そのくらい僕のことが好きだから」

 

そうですよその通りですよ…まじでうの全知全能じゃん。神じゃん。

それで「お前のそれは愛じゃない。執着だ。わかるか!?叶わなかった片想いに対する補償、執着以外の何物でもないんだよ!」なんて言っちゃうジェハヒョン。あ~あひどいんだ。先生に言ってやろ。そう言われたウノもだけど、そう言っちゃったジェハのことも考えると読者の心臓はもうずたずたなのでやめてください。もうボロ雑巾になってます。

 

結局ウノの描いた絵は捨ててないジェハ。捨てるわけないじゃんね…

 

最後の行為はヘソンと寝てた寝室で。え、もうよくない?気にしなくてよくない?ヘソンも新しい人いるんだから気にすんなってジェハ!…と軽く言えるものではないのだった。。。

てかさ、鏡に映った男に抱かれてる自分を見て我に返るのって弟×兄ものBLのあるあるじゃね?ウノはちゃんとすぐに隠してくれるから出来る子。ちゃれまるちゃれお。

 

渡せなかった指輪を残していくウノ。

軍隊行こうかな…って言うウノ。

図らずもジェハと同じく早々に入隊することになるウノ……

 

しんどい。こんなに辛いなら生まれてこなければよかった。(そんなに?)

しのうかな…と読者に思わせておいて、第一部完!

 

 

外伝:Deep in a Dream

 

 

地獄は続くよどこまでも!ジェハの過去編!

教授、俺はお前を殺すつもりだ!

一回最後まで読み終わったら教授への怒りでジェハ外伝まともに読めねぇな!

てかジェハは学校でこういうのは…って言ってただろうが!いい大人のくせにそんな分別もつかないのかよ盛ったくそじじいはよ!!もう悪口しか出んわ。

ウノが小学生だったとき、大学生のジェハの初めては教授に奪われていたのか…え…文字にすると鬱過ぎて無理になった 死のうかな

 

ジェハの顔見ただけで何かあったんでしょって分かるウノ。あなた小学生でもう…うっ(泣)

「俺のこと分かってくれるのはお前しか居ないな」ってジェハもわかってんじゃん(泣)

ウノの成長痛は小学生から大学生になってもずっと続いてるんだよ…

 

ここからはもうなんの感想も浮かんでこないんだよな、ただ腹が立つだけで。

おれたちのジェハが教授に遊ばれてたってことも、そのせいでジェハのその先すべてが上手く回らなくなっていったのも、考えれば考えるほど腹が立って気が狂いそうなのでここは流そう。

マジでハメ撮りはクソ。人間の罪の中でも下の下の下だろマジで…はぁ…おれたちのジェハ…

 

んで次に出てきた短髪誰!?ってなったら入隊するジェハでまた泣いたよね。うっうっ…

ここ日本語版は留学だったけど「遊びに来て」は無理があるだろ(笑)留学先に遊びに行く小学生どんなん(笑)

 

ひとりでバーに行ってハンジュンと出会うジェハ。

ハンジュン、いい奴なんだよな…たぶん違う作品で出会っていれば好きだったと思うよ…最初は本当にジェハに一目惚れして好きになったんだろうから、ハンジュンもつらかったよなぁ。ああいう性格だからジェハも救われたけど、ハンジュンが大人すぎたから、ああいう関係以上にはなれなかったんだよな。特にジェハみたいな子はさ。

 

ヘソンとの出会い。今思えば大学在学中に結婚しようってヘソンが言うの早いよね。早婚だな~。

ここでも全部教授のせいで自分の未来を諦めちゃうジェハ。自分にそんな資格はないと思ってしまうジェハ。え、てかこれ完全な性被害ですね?本当に死ねよ教授。

そんな時にウノがジェハに告白する。このときのジェハの悲しい表情、つらい…

何よりも誰よりも大切なウノが、自分を苦しめている原因と同じように、同性である自分を好きだと本心で告白してきた。どれだけ辛いだろうか。

 

そしてヘソンに教授との関係がばれてしまう。

思ったんだけど、自分の旦那が過去に大学の教授と付き合ってて、その写真を見せられたとして、それは黙ってた旦那じゃなく撮った側の方が悪いと思わないか?

いやヘソンも別れたのはこれが原因なわけじゃないけどさ、こんな写真撮って噂にしてんじゃねーぞクソが!って周囲への怒りに変わるなわたしだったら…どうなんですかね?(知らん)

まぁでも、結局自分はジェハの心に入ってるのかな?って不安が根幹にあるのであれば、この人はなぜわたしと結婚したんだろう?わたしは一生この人の救いにも何にもなることは出来ないんじゃないか?と思うようになりそう。

いつかはそうなってたんじゃないだろうか。ジェハがジェハのままである限り。

 

またあのバーでハンジュンに再会するジェハ。

「俺の人生はなんでいつもこうなんだろう…」

ジェハの人生はジェハが間違えたんじゃないよ。ジェハが悪かったんじゃない。

って思ってたら後でヘソンがそう言ってくれたからすっきりした~。この作品に出てくるキャラたちは、読者が感じたことをちゃんと代弁して本人に伝えてくれるから嬉しくなる。제크님 は天才…

 

この外伝読んでから今までの話に戻ると、「軽く考えててすみませんでした」になるよね。ジェハ、早よ幸せになれ…!

 

 

06.The Man Who Can't Be Moved

 

 

 

地獄の外伝が終わり始まった2部。

最後は絶対ハッピーエンド!最後は絶対ハッピーエンド!と唱えながら頑張っていきましょう。

 

ハンジュン優しい。いいなぁジェハにはハンジュンもいるじゃん。いいなぁ。

スギョンオンニでてきた!だいすき!安心するよね。なれるならスギョンオンニのポジションがいいな。一番美味しいよね。

 

お酒の勢いでウノに電話しちゃったジェハ。おい全然未練あるやん!そういうとこやぞ!しかもここで電話でるんかい!って思ったら他人でわたしも泣いたし。まさかウノが電話番号変えてるなんて思うか?思わんって。ウノだぞ。ウノ。

 

“実はあの時までも俺は いつでも俺が手を伸ばせばまた結び直せる関係だと勘違いしていたのかもしれない”

 “そんな自分の愚かしさに気づいた瞬間、自分がなんてことをしてしまったのかやっと実感することができた”

 “もう二度と俺たちが会うことはないということ”

 

ばか!ジェハのばか!!おせ~~~~よ!!!!;;;

とか言ってたらウノ~~~~!!!もうすっかり大人になっちゃったウノ~~~~!!!無邪気な笑顔の消えたウノ~~~~!!!!!

勝手にウノの姉気分だったからさ…再登場ウノが尖った感じになってて泣いたわよ…もうすっかり攻め様の風格やないか…わたしたちの子犬ウノはどこ…かんあじや…

てか横断歩道ですれ違って再会って、ベタでいいですな~。トレンディドラマだな。

 

夕べすれ違ったウノのことを思い出すジェハ。

“背が…ちょっと伸びた気もするし”でどきどきしだすジェハ!止まっていたジェハの心臓がまた動き始める!

 

過去の回想。ジェハに捨てられた(正しいだろ)時のウノ。

“ヒョンが望む通りにすることにした”

“二度とヒョンを探したり、恋しがらないと”

“僕の人生にヒョンという人は初めから存在しなかったように”

ウノだぞ!?あのウノがこんなこと思って!!!ウノにそう思わせて!!!悪い男!!

ウノの人生にジェハがいなかったなら、ウノの今までの人生はなかったことになるじゃん!!!!それほどのことですよこれは!!!!

 

しかし現在のウノ

「ソリム。いくら僕がヒョンを愛してもヒョンが僕のせいで苦しむだけなら…手放してあげるのが正しいと思ってた。だけど」

「なんでヒョンはまだあの場所にいるのかな。あんなにひどく僕を捨てといて…」

「まるで、また捕まえてほしい人みたいに…」

アトリエのインスタには笑顔のジェハ。その左手の薬指にはウノが置いていった指輪。

 

盛り上がって参りました!!!!!!

希望が見えてきたよこれだよこれ。希望の光がなといやっていけないっての。つらいっての。

そしてアトリエに来るウノ。え~…男性なんですけど…なんかこわいんですけど…冷たい攻め様みたいになってんですけど…ショックなんですけど…

アトリエの名前がそのままなのも、指輪つけてんのも、まぁ未練たらたらですよね。誰が見てもそう、そりゃそう。ウノの言うとおり。ウノはいつも正解しか言わない。

 

「2年、2年と半年のあいだ、ヒョンとああやって別れてから、僕の人生でヒョンに関係するものは一つも残さず消そうと思って、僕がどうやって過ごしたのか知ってますか?」

「でも人生にヒョンと関係しないものがあまり無くて…全部整理したら残るものがほとんど無かったですね」

そりゃそう!!!!!だってジェハヒョンはウノの人生の全部ですから。

ねぇ、ウノからジェハを取り上げるってことは、ウノの今までの人生を取り上げることと同義なんですが、そこらへんわかりますか?ジェハヒョン。

また違う日アトリエに来るウノ。

指輪を返すジェハ。違うだろーーーーー!!!!することはそうじゃない!!!

「ヒョン。これがヒョンの手にあるのを僕が見たら戻ってきても当然だと思ったことはないですか?

アトリエの名前も変えずに、誰が見ても俺を捕まえてくれと言ってるようなものじゃないですか?そのためにつけてたんじゃないですか?」

「誰が見てもそうでしょ」

そうです!!!!ウノの言うとおりです!!!!

 

「2年もよく我慢しといて今更どうした?今になってよりを戻そうとでも言いたいのか?そうするんだったら2年前にああしてお前を振ったりしなかった。お前だけ辛かったと思ってるのか?

最初からお前が勝手に置いていったんだろ。持って帰れ。そしてもう来るな。話すことはない」

 

ちがうだろーーーーーーーー!!!!「ジェハヒョンは、なぜそうか?」ってドラマでも始まるんか!?!?!!?なんでそうなの!?ねぇ!!!でもえらい!!!よく我慢してつっぱねたよジェハヒョン!!!!!じゃないと2年前にひどく振った意味ないもんね!!!!!まぁそれこそが不要だったと言わせてほしいけどね!!!!

 

「まさか僕がまた昔みたいに結婚しようって追い回すとでも思ってるんですか?

久しぶりにヒョンみたから勃っちゃって。僕とも友達になりましょ。

セックスだけする友達。ヒョンそれ上手じゃないですか。僕とも一回してみましょうよ」

 

ウノはそんなこと言わない。(飛影はそんなこと言わない)

 

やだやだやぢゃしゃしゃあうぢゃだあtぢゃsj!!!!!やだ!!!!飛影は…じゃないウノはそんなこと言わない!!!!!うちらのワンコはそんなこと言わないの!!!!!!そんなこと言わせんな!!!!!!!やだーーーー!!!!!ていうかお互いもうボロ雑巾なのにここにきてもまだ傷つけ合ってんじゃないよ!!!!!ひでーーーーーー!!!!!もう善良な読者の心もメタクソです!!!!!カイくんがぼろぼろにしたキツネのぬいぐるみみたいにボロボロです!!!!!!

やだやだもう途中吹っ飛ばして幸せなラブラブシーンにいきたい…だめだ、ちゃんと向き合わねば…

 

「しばらく見ないうちにもう付き合う人とじゃないとヤらないことにしたのかな?ヒョンには…そんなの何の意味もないでしょ」

いいのか!?!???そんなこと言っていいのか!?めちゃくちゃ後悔するからなウノ!!!!!あんた!!!!ちょんしんちゃりょ!!!!!目を覚ましなさい!!!!ウノが一番大切にしたい人をウノがいちばん傷つけてるの見るのが姉ちゃんは一番辛いわよ……

 

チェジュでウノの鞄から指環見つけちゃったことを告白するジェハ。

そりゃそうだよねあの指環貰っちゃったらもう戻れないよな…戻らなくてよかったのに!!!!!

 


「俺が欲を出して終わりが良かったことが一度もなくてな」←つら!!!!!

「俺に残ったのはお前とお前の家族しかいなかったのに…俺が経験したことをお前にまで経験させたくなかったんだ」

ばか、、、ジェハの過ちがあるとすれば、ウノはジェハと違うってことに気付けなかったことだろうな。

ジェハはこれまで自分が同性に惹かれたことを原因にたくさん世界から傷つけられてきたけど、だからといってウノが同じことで傷つくわけじゃないって気づけなかったんだ。ウノは世界がなんと言おうと、どう嘲笑されようと、隣にジェハさえいれば痛くも痒くもないのに。ウノの世界はジェハだけいればいいのに。ウノがあれだけ言っても、ジェハはそれに気付けなかったんだ。ジェハにとってそれだけウノが大切だったから。

ジェハはいつも相手を思ってしたことが結果的に相手を一番傷つける選択になってるんだよ。

でもそれはジェハが悪いんじゃなくて。。。はぁ〜〜〜〜つれ〜〜やっぱ教授殺すか〜… 


「俺がなんでお前をあんな風にフったと思う?お前にはいつも明るくて可愛く笑顔で過ごしてほしい。俺が好きだったウノそのままで」

 いやまじで今までウノの話聞いてた??????ウノはジェハヒョンがそばに居ないと笑えないんですけど。。。

ジェハのばか!!!!!マジでばか!!!!!!

「本心とかそういうの全部無駄だったんです。ヒョンが教えてくれたじゃないですか。僕はいつだってヒョンに本気だったのに」

ほんまそれな…ウノや…ジェハが臆病だったばっかりに……てかもうこの2人の話し合いシーン心が潰れるからむり。

 


てかジェハの家の鍵番号がウノの誕生日なのほんとさあ…そんな単純なパスワードだと誰かに家に入られるぞ…

家でまたやるけどマジで見てられね〜…ヒリヒリする〜…

ウノは痛くしないもん…ジェハが「痛…痛い、ウノ」って言ったコマ、教授とやってる時のコマ思い出して舌噛んで死ぬかと思ったし…PTSDだよもう…

「ヒョンと再会したときから、ここに挿れたくてどれだけ我慢したか分かります?」

ウノはそんなこと言わない!!!!!!!!言わないっつっってんだろ!!!!!!( 'д'⊂彡☆))Д´)

もう殺してくれ…ラブラブセックスしか見たくない…弱い大人ですまん…

闇落ちウノが前のウノに戻ったような表情をするたびにわたしの心のささくれを剥かれてるような気持ちになる。つまりめっちゃ痛い。

 “いくらしがみついても ヒョンが逃げるのであれば”

“2度と逃げられないように 戻ってくる場所は僕しかないって教えてあげます“

“愛するジェハヒョン”

 


なんか…俺たちのウノが………まあいつまでも純粋な赤ちゃんわんこではいられないよね…笑ってくれよ…

やだやだ!!暗いの禁止!!!!!!

 

 

07.Before The Worst

 

 

 

展示会で偶然会った2人。

えってかウノってジェハとハンジュンがもう会ってないこと知らなかったの!?

いやまぁ図録返したとは言ってなかったけど…「精算してきた」じゃわかんねーよなそりゃ…

だから再会して抱いたときあんなひどくしたんだな〜…ジェハもちゃんと言わないから〜!

てかウノとソリムは絶対ないから!!!!…というのも読者しか知らぬのだ…ジェハから見たら、自分と違って何年経っても変わらず仲良い2人を見れば複雑にもなるわな…そんな資格ないと思いながら…

  

 

再婚するヘソンと会うジェハ。

愛する人にとって自分は何の頼りにもなれなかったことが辛かった。私があんな風にジェハのことを知らされてなかったなら、いつかはジェハ自身が全部打ち明けてくれたのかな?見た感じジェハは今もそうは出来ないと思うよ」

ジェハにとってあのことが生きる上での大きな傷になっててるから、それを打ち明けられないというのは仕方ないことだと思うんだよなぁ。いくら夫婦でも愛する人でも他人で、いくら愛してても自分の過去の全てを打ち明ける必要はないんじゃないか?犯罪を犯してたとかならまだしも…

愛してるからこそ言って欲しかったというヘソンの気持ちもわかるけど、愛してるからといって掘り返したくない傷まで分け合う必要はないと私は思ってしまうな。

だってこれが自分だったら?学生時代に同性の教授と付き合っててそれの写真も撮られて周囲に知られて結果的にその後の人生全てに付き纏う大きな傷になったとしたら、う〜んあんまり誰にも言いたくないなぁ、記憶の彼方に捨て置きたい。それじゃダメなんだろうか…

まぁヘソンはそうじゃなかったっていうだけで、ジェハが悪かったから別れたわけじゃないんだけどね。

 


「ジェハは自分のことが一番大切で自分が傷つけるのを一番恐れる人だもんね。一番近くにいるのに一番遠くにいるような気がした。当時私が耐えられなかったのはそれだと思う」

 
難しいよね〜…人の心地よい距離感って難しいよほんと…

ヘソンの言うこともわかる。けど、ジェハの性格なんだから仕方ないのでは…とも思っちゃうのよね。

まぁ、初めからジェハにはウノしかいなかったということだな。あんな難しく生きようとする性格の子の心を楽にできるのなんてウノしかいないよ。

 


0808のパスワードで勝手に家に入るウノ。さすがです!

ジェハはもうずっと酒に酔ってればいいよ。それだけ素直にペラペラ話せるお酒の力素晴らしいですね!

「くそ、アトリエに勝手に来て俺を無視して、他の人と一緒に住んで、もう俺の助手席にも乗らないで…嫌なやつ…」

「お前が俺を離さないって…何があっても手放さないっていったくせに…」

「俺が一番辛かった時にそばにいなかっただろ。うん?あの時お前が電話取らなきゃだめだっただろ。番号も変えちゃダメだっただろ。俺がどれだけ…」

「お前に会いたかったか…どれだけ…」

 


お酒、ありがとう!!!!!!!!!

ジェハヒョンには平素からこのような素直さが必要ですよほんとに!アルコール弱い体質に感謝しましょうね!てかここのジェハ超かわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜ウノも内心死んでるでしょヒョンがかわいくて……

 
いいタイミングで来るヘソンからのカトク。てかウノは久しぶりに会ったジェハがあそこまで素直に甘えてきてもなにもせずにちゃんと寝かしてくれるから最高。そうでなくては。令和の攻めはちゃんと人間として誠実でなければ。

でもウノから「写真って何?」って聞かれた時のジェハの気持ち考えるとこっちがしぬ〜…みんなジェハの気持ちになってみて!めっちゃ逃げたくなるから!

でもがんばれ!ウノは全て受け止めてくれるから!

あと「線を越えるな、ウノ」って台詞好き。

 
そしてウノにバレるジェハのおもちゃ。べ、ベタ〜〜〜〜!!!!このベタ展開だいすき。

ちなみにカーセクとここは読む前から사랑하는소년を教えてくれたフォロワーさんのツイートで知ってたから「ここ進研ゼミでやったとこだ!」になった。予習したところが試験に出てきた気持ち。

この辺りわざと冷たく振る舞うウノがかわいそうでジェハも居た堪れなくて読むの結構つらい。楽しい濡れ場にしてほしい!もうちょっとの辛抱だ!

 

「まぁ、ヒョンがそんな玩具で満足できるわけないけど」←ほんとにそう!!!!! 自分のイチモツに自信のある攻めはいい。

てか玩具見ても1人でしてたんじゃなくてセフレとやってたって本気で思われてるのウケる。性に関して信用のないジェハ。

まあ今までがそうだったしね…ウノはそれで受けた傷が多いしね…ジェハはそう思われてても仕方ないよね…

だからこそ他の人とやったことない…!って言われた時のウノの喜びよ!!!!!

赤面ウノかわいーーーーーーーーーウノヤーーーーーーーㅠㅠㅠㅠㅠ우리 강아지 ㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠ

そして終わった後にかかってくるハンジュンからの電話な。ウノが出てよっしゃ!!!!言うたし。あの時の仕返しじゃやったれやったれ!!

 

「あいつのことを自分がどうにか出来ると思うな」と諦めたハンジュンと、「ヒョンがそこまで逃げなきゃいけない理由を知らなきゃいけない」と思うウノ。

そう思ったのはハンジュンが悪いんじゃないけど、ハンジュンはジェハへの期待を捨てて、ウノはジェハの根幹の問題を取り除かないとジェハに心の底からの幸せは訪れないことを知ってたんだ。だからいくら自分が傷ついても諦めなかった。

ウノはジェハに愛されることを諦めなかったんじゃなくて、ジェハが自分自身を愛せるようになることを諦めなかったんだ。

 

はぁ…ウノの愛の深さをわたしの口では語り尽くせない…人は他人をこんなにも愛せるのだろうか…わたしがこんなにも사랑하는소년 に嵌まったのは、ウノのジェハへの愛の深さを読めば読むほど感じるからだよ。

 

この後朝起きたジェハがハンジュンに電話するシーンでハンジュンの腕で誰か男の子寝てたじゃん、初めて読んだ時ウノが抱かれたのかと思ってくっっっそびっくりしたからねwwwwんなわけないのに一瞬超焦ったしwwww関係がややこしすぎるwwww

 

“待つぐらいいくらでも出来る 2年前みたいに”

“生まれてから今までずっとやってきたことだから”

つらすぎ………ウノの人生はずっとジェハのこと待ってばかりだったな…もうちょっとだから!もうちょっと頑張れな!ウノ!

 

結婚すると新婚旅行の話をするスギョンヌナの幸せそうな表情に、ジェハとチェジュ島に行った時の自分を思い出すウノ。

てかほんとスギョンいい子だな〜〜〜;;読者の救いだよ…全部言ってくれてありがとうな…

「ウノにだけは全てを見せるのがなんだか怖い」と言うジェハ。それは全てを見せてウノに離れて行かれるのが怖いからって分かってるだろうに。ていうか誰にも全てを見せたこともないのに何を言う!!!!!ばか!!!!

 

「…ヒョンもそうでした?ヒョンも結婚する時、ああやって幸せそうに笑ってました?」

「…うん。あの時が俺の人生で唯一幸せだった時だと信じてた。その時は」

ヒョンは曲が終わるまで何かを考え込んでいて 僕は何も言えなかった。

ただ、今だけは ヒョンも僕と同じことを考えていてほしいと祈るだけだった。

僕たちが幸せだった時に戻りたいと。

 

はあ……제크님は天才……

なんでこんなに切ないのに穏やかで、悲しいのに暖かい空気感を出せるんだろうか…

 

てかここの 한강 보러갈래? が日本版だと「お台場行くか?」だったらしぬwwwwと思ったけどちゃんと「ドライブ行かない?」にしててくれてて安心した。

 

ヘソンに「俺はどうすればいい?」って聞くジェハ。ジェハにはすでにウノがいるのにヘソンもハンジュンもいていいな…

「言ったじゃん。わたしが辛かったのはいつも1人で考えて勝手に決めつけるその性格のせいだって」

ほんまにそうです。言っただろ!年上受けがそうするのを法律で禁止しろって!!!!

 「少しはその子を信じてみたら。あんたが苦しかったのはあんたのせいじゃないじゃん」

「自分が幸せになることだけ考えてもいいんだよ」

 

ここ!!!この台詞本当に私がジェハに言いたかった台詞そのまんまで泣いた…

そう、ジェハが今までジェハの人生で苦しんだのは、ジェハのせいじゃないんだよ。だからそんなに自分を苦しめながら傷つけながら生きないで…

自分がキャラに伝えたい台詞を作中で言ってくれると本当に救われるなぁ。

ヘソンのおかげでジェハが吹っ切れたよ~~ありがとうな…おれたち幸せになろう…

 

ウノに今までのすべてを打ち明けたジェハ。

 ジェハ本人の口から今までのことを聞いたウノはどれだけ辛かっただろう。どれだけ腹が立っただろう。ジェハがそんな地獄にいる中、幼くてなにも出来なかった自分を思うと苦しさで死んでしまいそうになったんじゃないか。ていうか読者がこれだけ教授を殺したいのにウノの殺意ときたらいかばかりか…(一緒にするな)

今まで何があっても折れないと思ってたウノも、ここで流石に絶望するしかなくなったよね…

 

「ヘソンが俺に初めて結婚しようって告白した日あるだろ、あの日複雑な気持ちで一睡も出来なくて…なぜか5歳のウノの顔が思い浮かんだの知ってるか?」

「あぁ、ウノをどうしよう。あんなに結婚しようって追いかけ回してたのに、俺がもし本当に結婚したらあの子はどんな顔するんだろう」

「まだ子供の時のことをからかうのかって怒るかな?嬉しく思ってくれるかな?」

「…お前は俺を、祝ってくれるかな?」

 

ここで泣かずにいられるか?

結婚しようって言われた日、ウノのことを考えてたんだよジェハも。あの子はどう思うかなって。それだけジェハの人生にとってもウノの存在が何よりも大きかったんだ。

泣きながら打ってて文字が霞んで見えない…(マジ)

やっぱり2人には2人しかいないよ~~~~…

 

「僕は…僕は…?僕が……僕が…ヒョンにその人たちと同じことをしたじゃないですか…」

ウノ~~~~~~!!!!!;;;;;;;後に悔いるから後悔と言う!!!!!

でもひとつ言えるのは、ウノがジェハにひどくしても、ジェハはあの人たちと同じことをされたとは思わないよ。だって君がチョン・ウノだから。

そんでジェハも「お前みたいに優しすぎる子ならきっと俺よりもっと苦しんで気を遣うだろ。これでもヒョンだからお前にまでそんな荷物背負わせたくなかったんだ。理解してくれ」って言うだろ~~~!!!!わかる~~~~!!!!こういうこと年上に絶対言わせたい~~~!!!!

 

ウノと居ればもうどうなってもいいと本当に思ったこともある。でも家族といるお前を見るとそれは本当にただの俺の欲だと思ったと言うジェハ。

ウノも、ジェハも、お互いに自分のせいで相手が苦しむことは耐えられないと思っていたのに。お互いにそう思い合っていたのに、なんでここまでお互いに傷つけ合ってしまったのか。難しいな~、人間って難しい…

 

“ヒョンは こんなに淡々と出来るまで1人で数え切れないぐらい辛い記憶と戦ったんだ”

“それなのに僕のところに来てくれたんだ”

“僕たちが幸せだったときに戻りたいだって…?”

“あ、最初から全然間違ってたんだ。答えなんて見つけ出せるはずがなかった”

“ヒョンは 僕と一緒に過ごしたすべての時間が地獄だったはずだ”

 

え、なんで!?!??!!!?

↑これ最初読んだときマジで声に出して言った。なんでそうなったチョンウノ!?

いやそう思っちゃったのも仕方ないけど!?え!?あんたらほんとお互いの話聞いてた!?幸せだったって、好きだって言ってんじゃん!!!いやいや確かに好きだからこそ自分の過去が余計に苦しめることもあるけどさ、え?!ウノといる時間が地獄だったならジェハの人生ずっと地獄以下なんですけど!?!?!?!?

ジェハが吹っ切れたと思ったら今度はウノかよ!!!!!って思ったよね…ハハ…一筋縄ではいかないふたり…

でももう今度はジェハは迷わない。

「もう一度だけ欲張ってもいいか?」

いいよ!!!!!

 

 

08.The Answer

 

 

最終章にきましたよ。今度はウノの過去。

「ウノや。ヒョンがウノのこと大好きなの分かってるよな?次は遊園地絶対一緒に連れて行ってあげるから、一回だけ」

ず、ずる~~~~~!!!!ずるいお兄ちゃんだな!!!!

ていうか初めての夢精はヒョンってまじでどんだけ~~~!!!夢ありすぎる!!!!泣きながらパンツ洗うウノかわいそう可愛い;;悪いことじゃないよ…どうしようもないことだよ…てかほんと、改めてウノのすべての初めてがジェハなんだな…

 

地下駐車場で男とキスするジェハを見て実は嬉しかったウノ。

「僕が、ヒョンを好きでもいいんだ」

この一言で泣いちゃったよね…ああ、ここで喜ばないといけないことが悲しい…

いやでもまぁ、ジェハがゲイ寄りのバイなことは救いだったよね…これでストレートだった方がどうしようもないもんね…

 

“ヒョンが苦しんだときやお父さんと喧嘩して家を出たときも僕は何も出来なかった”

“ただヒョンが戻ってくるのを待つだけ”

“ヒョンが好きすぎて”

“それが悲しすぎて”

“あぁ”

“8年という時間を飛び越えて”

“ヒョンと同じ目線でヒョンを見つめることが出来たなら”

“愛してるって”

“ヒョンを愛してるって伝えられるかな”

 

…………悲しい…辛い…切ない…ウノの想いすべてが切なくて辛い。

正直大人になれば8歳なんて年の差無いみたいなものだけど、その年頃の8年ってすごく大きいもんな…早く大人になりたかったよね。ウノ…しくしく…

 

「ウノや、祝ってくれ。ヒョン結婚するよ」

 

きっっつ………自分が泣いて告白した後にこれ言われるのキツすぎる………………

でも言うジェハも勇気いっただろうなぁ。つらいな…

でも過去です!これは過去!現在のジェハはウノが好き!やったー!!!

 

「違うだろ。違う、ウノ…お前がまた俺のところに来たのは」

「お前がまた俺を捕まえてくれることを願ってたから…」

「また俺にチャンスを与えるために来たんじゃないか」

 

ジェハヒョン!!!!!やっとわかってくれたウノのこと!!!!!!やっと通じたよ~~~~え~~~~ん!!!!!!ㅠㅠㅠㅠㅠ

 

でも今度はウノが否定する。

「ヒョン、僕はね…ヒョンが僕を本気で好きだって勘違いしてたあの時以外はずっと地獄のようでした」

「今も…!僕がヒョンになんてことをしたのか…そしてヒョンが1人でどれだけ苦しんだのかを考えると」

「自分のことが許せなくておかしくなりそうなんですよ…」

「だからお願いだから帰ってください」

「これ以上僕を惨めにしないでください…」

 

ウノ…可哀想に………でもジェハが本気で好きだったのは勘違いじゃなくてマジなんだよ…でもさぁ、ジェハのいままでのこと考えると自分のしてきたことすべて、自分がジェハを好きになったことすらも許せなくなりそう、ウノは。

ここでもウノはまたジェハのことだけ考えてるんだよね………

 

ウナと話してるときのジェハが、ウナに言われなくてもあの時の自分ならいつかはこうなってたはずだって自覚してるからもう安心だよな。もうあの時のジェハを客観的に見れてるってことだから。

ここのジェハの「そうなるようにしないと」の心強さな~~~~!!!!!

ウノが人生で初めてジェハに対して揺らいじゃった今、頼れるのはジェハしかいねぇ!!!おれたちにお兄ちゃん力見せてくれ~~~~!!!!

 

「そう言わずに一緒に寝よう。久しぶりに昔のことも思い出すし」

いや誰かさんが台湾で言ったみたいな台詞言うやん!?!?!

 

「なんで俺の人生はこうなのか恨んだこともあったけど、考えてみれば人に恵まれなかったわけじゃないように思うよ」

「ヘソンもお前も、お前の家族も、考えてみれば全部勿体ないぐらいのいい人達だ」

「ハンジュンもそうだし、あ、スギョンさんも」

それな…ジェハは本当に周りに恵まれてると思うよ。ウノはもちろんだけど、ハンジュンもヘソンも、人生に一人居るかどうかってぐらいに良くしてくれるいい人達だよ。

 

「覚えてるか?俺たちが初めてした時、お前が俺の左手の結婚指輪外したこと」

「あの日お前が俺の指輪を外してなかったら、いつまでもあの時のまま止まってたはずだよ」

「ありがとうな…」

「最後まで俺を手放さないでくれて」

 

は~~~~~~なんて安心感なのでしょうか!!!!安定したジェハヒョンほんと安心する!!!!よかった~~~~!!!!!ジェハが大丈夫ならウノも大丈夫なのはこっちもわかってるもん!!!!

 

「ウノや。これからはお前が幸せになってくれたら嬉しいよ。俺がお前のおかげで幸せな分だけ」

「だから、もう一度だけまた俺を信じてくれる?」

泣きながらキスして抱き合ったまま動かない二人

“ウノが…こんなに重かったんだな”

「ウノ…俺今まで何してたんだろう」

「こんなに好きなのに…」

 

(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)

ほんとそうなの!!!今までほんと何してたんだろうね!?お互いこんなに好きなのに何してたんだよこの数年間!!!!もったいないな!!!でも人生長いから!!!こういうこともあるよね!若いうちに経験しておいてよかったよ!!これも後になってみればいい思い出だよ!

良い台詞だよな…「今まで何してたんだろう」ってジェハが言うことで、これまでの人生の足枷が取れたことがわかるよね。

やった…ハッピーエンドまで秒読みだ……

 

ウナとジェハが車で話してた過去に戻る。

「チョンウノがどうやって生きてきたか知ってますか?ジェハオッパが結婚するって聞いた日からほぼ毎晩しくしく泣いてまともじゃなかったんです」

「あいつがなんであんなに勉強に没頭したのか知ってますか?オッパをこれ以上好きにならないようにするためです。自分が辛いことよりもオッパが幸せになることの方がもっと重要な子だからです」

「母も父もなにも知りません。だから…もっと遅くなる前にやめてもらえませんか」

 

そりゃ一番近くでウノのこと見てきたウナにこう言われたら、自分のせいでウノはどれだけ傷つきながらここまで生きてきたんだろうってジェハは絶望するわな…

これはもう誰も悪くないのよ……ウナだって相当辛かっただろうよ。なにも出来ないしどうしようもないんだもんな。ジェハが悪いわけじゃないっていうのもわかってるし。

ウナがウノにこのときの話出来てよかったーーーー;;;;ジェハが自分で言うわけ無いもん。

 

そして当時ウナにジェハが言われたことを聞いて、アトリエまで駆けつけるウノ。

いいなぁ青春だね…

わたしもアトリエ任されて「いってらっしゃい」って言うスギョンポジションになりてぇ~~

 

これまで一人でどれだけ傷ついてきたのか分からないと言う二人。そうなのお互いがあまりにも傷つきすぎてるのよ…それは互いにすべて理解することは出来ないぐらい多くの傷があって、でも二人がそれぞれに知らないところで傷ついてきたことを知っておけばそれでいいんだ。

どれだけ傷ついたかはお互いに知る由もない、ということだけを知っておけばいい。今まではそうだっただけで、これからは2人なんだから。これから2人で分け合っていけばいいんだ。

 

「僕は…まだ怖いです。もしかしたらまたヒョンに捨てられるんじゃないかって」

「捨てないよ。もし俺がまた弱って逃げたら、お前がまた捕まえてくれたら良いだろ」

「俺はお前が捕まえられるぐらいまでしか逃げないから」

 

なんでこんな台詞が浮かぶ?何食べたらこんな台詞が思いつくの?

もう本当に名言しかない…なんて暖かい…でももう逃げないでね…

逃げないよ、ジェハはもう逃げないよね。

 

“これが最後のチャンスかもしれないと”

“今度こそ自分のすべてをかけてヒョンを掴むべきだと”

“もう二度と”

“他の誰かにヒョンを奪われるのを見ているだけで終わらせないと”

 

ウノのこのときの覚悟をかけたすべてが実ってくれてうれしいよ~~~~;;;

ウノの想いが報われるということはチョン・ウノのこれまでの人生すべてが報われるということだから…

本当に今までよくもまぁ心が折れずに頑張ってこれたよ。ウノ本当にすごいよ…努力は報われるべきなんだよほんと。

 

そしてハッピーセックス!!!おめでとう!おめでとう!!!!

「おかしい、昨日からおまえに触れる度に緊張する」

「それがおかしいですか?僕はいつもそうなのに…」

(泣)(泣)(泣)

 

ここでジェハが愛してるって言うと、知ってますよって返すウノ~~~;;

初めてジェハが好きだって行為中に言った時は「夢にも思わなかったんです」ってぽろぽろ泣いてたのに、もう知ってるんだ。ジェハがウノだけを愛してることを、どれだけ深く愛してるかを、もう今のチョン・ウノは知ってるんだよ~~~~!!!!!

とにかく2人が幸せそうで嬉しい…ていうかほんとこの漫画の行為シーンはいろんな角度から描かれてるからすごい。めちゃくちゃ絵が上手いし…破綻してないんだよな。絵が上手いのに話までめちゃくちゃに良いってどういうことだよ…天は二物を与えすぎだろ…

 

あとこの漫画のいいところ!最終的にお互いにすべて打ち明けるからなんでそういう行動になったのか、なんでそんなことを言ったのかが読者もわかってすっきりする!

2人が打ち明けて知らないことが無いということが読者にとっての安心にもなる。読み手の心をよくわかっている…

 

そして果たされる「ウノの絵を描く」という約束……よかった~~ほんと、ほんとよかった~~~~;;;

ここでまたプロポーズするのが、今度はジェハからだっていうのが…

もう怖くないもんね、ユ・ジェハがチョン・ウノを好きで居ることが。

陽だまりの中で微笑むウノを見ていたら言わずにいられなかった、というような感じだよね…

 

 

09.-Dear My Lover-

 

 

……ちょっと最終話は何度読み返しても大きな溜息ついてしばらく動けなくなっちゃうな…

 

学校終わりにアトリエに来たウノがジェハに抱き付いて

「会いたかったですヒョン」「毎日会ってるだろ」ってやりとり無性に泣けてしまう…毎日会っても足りないよね〜;;

ここで考えこんでるジェハは、この時にはもうずっと結婚のこと考えてたんだろうなぁ。

ウノの寝顔を「まだ赤ちゃんみたいだな」って思うジェハ、前は天使みたいって言ってたしどんだけウノの寝顔好きなのwwわかるよ、うん。

 

「俺は自分が捨てた全部の時間を、その1日1日が惜しくて残念だよ。こうなるんだったらお前が小さい頃結婚しようって追い回してた頃からお前を好きだったらよかった」

「そしたらお前が成人になってすぐ本当にどこかに遠くに行って結婚でもすれば良かったのに」

それウノが起きてる時に言ってあげて〜〜〜〜………ㅠㅠ嬉しくて泣いちゃうから絶対……

部外者の読者がもう嬉しいもん……2人でカナダでも行こう…

 

ハンジュンもいい奴だったんだよな。昔は本当にジェハが好きだったし、諦めた後も情に熱いいい奴だよ。ハンジュンはハンジュンで早く幸せになれよ!(終わり良ければ全て良し)

 

 

最後のシーン。

今まで恐れてばかりだったジェハがもう何も怖くなくなったことが良くわかる。世界になんと言われても、ウノと一緒にいることさえできればもう何も怖くない。ウノは小さい時からずっとそうだったけど、やっとジェハがウノに追いついたんだなぁ。

それを「ヒョンは大丈夫なの?」って心配しちゃうのもまたウノらしい…

指輪をして抱き合う2人。

微笑むウノを描いた絵。

作者はユ・ジェハ。

その絵のタイトルは“사랑하는 소년 ”……

 

………こんなに美しいラストシーンがあるだろうか…

全てを回収して彼らを見守ってきたすべての人達の心まで救う、暖かなラストシーン。往年の名作映画のような美しさ。

初めて読み終わった時、しばらく俯いて動くことが出来なかった。あまりの美しさに。彼らの輝きに。

こんなことは今まで映画を観ても本を読んでも経験したことはなかった。

襲いくるような安堵感。それ故の全身の虚脱感。俯いて顔を覆ったまま、深い深い溜息ののちに「よかっ………た……」と絞り出したような声が出たのを覚えている。

良かった。本当に良かったのだ。良い最終回だった…

 

文中にも書いたが、사랑하는소년 の良いところは、読者がキャラへ伝えたいと思った慰めの言葉をそのまま作中でキャラクターが発言してくれたり、言葉足らずで生じたすれ違いへのモヤモヤをすべて紐解くシーンがあるので、最終的に2人の間ですべてが精算される爽快感である。

暗闇に一筋の光が差して、その光を掴んで暖かな陽だまりの中で穏やかに過ごせる…と思ったら更なる真っ暗闇に落とされ、そしてまた繋ぎ合わせて今度こそ春の陽光の中暖かい羽毛に包まれて眠るような多幸感に包まれる…

そして番外編で次から次へと降ってくる幸福に次ぐ幸福!その高低差で読者の脳は破壊され、ウノとジェハのことしか考えることが出来なくなるのだ。

 

冒頭でも言ったように、これは1本の美しい映画だ。漫画が映画より劣っているとは言わない。しかし、世間の言う“BL漫画”に感じるイメージとは一線を画していると強く言いたい。

 

 

これは自分の人生すべてを懸けて一人の人間を深く愛し、その愛する人が自分自身を愛せるようになることを諦めなかった男と、

不幸にも自分を愛することも、人を愛することをも諦めてしまった男が、

互いに深く傷つけ合いながら、生きていく上で一番大切にするべきものを見つける、破壊と再生、人間の愛と成長を描いた人間賛歌である。

人と人が生きるということの難しさ、解いてみれば単純なことを拗れさせてしまう人間の愚かしさ、それゆえの愛おしさ。

人を想うということが持つ力の強さと弱さ。

これらの相反する二つの感情を同時に抱かせ、そしてそれこそが人間であると、だから愛おしいのだと、生きることを諦めさせないでくれる、そんな作品だ。

 

間違いなくわたしの“人生の漫画”第一位だ。

わたしが死んだら絶対に一緒に火葬してほしい。あの世でも読みたい。でもあの世にiPadは持っていけないだろうから、その点でも単行本化を強く強く望む。

 

 

昔にインターネット上の名言として「クラナドは人生」というコピペが生まれた。

今ならわたしも当時そう発言したオタクの気持ちがよく分かる。

 

사랑하는 소년 は、人生だ。

 

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愛する少年たちが、末長く幸せであることを祈って。